アラーキー
みんなは荒木と聞いて誰をまず思い浮かべる?
中日の1番バッターか?
伝説のフォークシンガーか?
元祖お立ち台荒木師匠、いや荒木失笑か。
それともアレフの荒木公報部長か。
否!!(漫画「カイジ」より)
私にとって荒木とは荒木経惟である。
いわゆるあのヘアヌードばかりを撮ってるイメージの天才写真家だ。
しかし私は荒木経惟さんのヌードを撮られた写真はあまり観ない。私が好きなのは亡くなられた奥様の陽子さんとのコラボレート作品ばかりだ。
東京の細い路地を写真に写し続ける夫をこの妻はどんな気持ちで見続けたのか。
そして癌で亡くなられた陽子さん、その病状が分かったときから、死んでいくその瞬間、葬式を終えて棺を抱え自宅に帰る自分の姿まで、その一部始終を撮り続けた私小説写真集「冬の旅」。
ちなみにこの写真集を発表し、荒木経惟さんは篠山紀信さんと対立した。
規制の写真世界を超えてあなたにきっと語りかけるであろう生と死のドラマ。
これを観ると、芸人はどうすればいいんだと思ってしまう。
陽子さんが亡くなられた1990年、私は東京にやってきた。






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