今から
静岡の磐田に営業で行きますが、なんと初めて会社がグリーンを用意してくれたのです。嬉しくて泣きそうです。

大谷 ノブ彦(おおたに のぶひこ)
1972年6月8日 生まれ
175cm/65kg/B型/双子座
静岡の磐田に営業で行きますが、なんと初めて会社がグリーンを用意してくれたのです。嬉しくて泣きそうです。
巨人3連勝の中日ドラゴンズ。
今のチーム状態は本当にいい。
特に投手陣が安定してるのだ。
しかし井端は頼りになるねぇ。
なんでもドラフトのときに、広いナゴヤドームということでディフェンスを固める意味で指名されたのが井端なのだそうだ。
大正解。
しかし巨人の矢野は見てて気持ちいいね。
林もいいし、巨人は巨人で強くなりそうだ。
プロ野球盛り上がらないかな。
27日、すなわち昨日夕方にメールが鳴った。テレビ東京の番組のロケで安めぐみさんと話していたときだ。類まれなる才能を持つミュージシャンの友達からだ。そこには母子ともに健康という文字と、女優でもある妻であり母である女性が両手にしっかり抱き抱えた産まれたばかりの子が写った写真が添付されていた。私は無償に嬉しくなり、安氏や相方や周りのスタッフに見せてまわった。皆一様に幸せそうななんともいえないおだやかな笑顔を浮かべ覗きこみ、良かった良かったと口にした。私は思った、おい!赤ん坊!、君がこの世の中に産まれてきただけで、皆がどれだけ喜び、その事実に癒されたか。私はこうも思った。全ての産まれてくる命に意味のないものなどないのだろう。そして私が産まれてくるときも、母は、そしてその周りの者達は喜び、愛しい視線を送ってくれたのだろう。おい!赤ん坊!君が産まれた日、俺は安めぐみさんという美しい女性と初めてテレビで競演し、野茂投手はヤンキースへ移籍し、米倉涼子氏は共演者に少し早い誕生日祝いをしてもらい、落合監督は監督就任以来最低の采配をしたと憤慨した日だ。大きく育て、そして始めましてようこそ。
7月17日
幕張でイベントのお仕事です。
あーホテルから出ていきたくない・・・
弁当は金べぇだ。ツイてるねぇ。
ちなみにドラゴンズは快勝驀進中。
負ける気がしないのだ。
実はイベントコンパニオンに顔を指されまくっていたダイノジ!
いいぞダイノジ!実はモテルかもしれないぞ大谷!
ただ話しかけてきた子が言っていた”もっと性格悪い人かと思っていた”という発言にはドキリ。あれー性格悪そうに映るのね。
っていうか別によくもないけどねぇ。
ただ明らかに悪人がよく見えたりするじゃん。こいつの楽屋でも会話全部暴露してぇよなんていう奴がさぁ。
そうするとねぇ、バカらしくなるわけですよねぇ。
いい人に見せようとしてるその姿勢がね、かっこ悪くてたまらんね。
しかし、人間っちゅうのは不思議ですな。大いに矛盾してる生き物ですよ。
死ぬっていうゴールが決まってるのに、よりよく生きるとしてる。
誰にでもゴールは一緒で、それは死という無になるもので。でも今日も生きるために飯食って、また命を生み出すようにセックスして。続けていこうとしてる、命の連鎖を絶やさないようにしてる。だからだろうな、なぜ生きてるのかっていう証明を皆欲しがるのは。人生、そこにある浪漫にココロあずけれない奴はやっぱり駄目なんだろう。だってそしたら人間に矛盾が負けちゃうからだろう。だって矛盾が勝ったら殺人だって肯定しなきゃいけないじゃん。それは悲しいじゃん。その逆が愛だったりして・・・なんてあんまり良く分からないが・・
夕方からデニーズで飯食って、それから「ひかり荘」。
スペシャルだそうで、元中日ドラゴンズの山崎投手、山田雅人さんらと対談。これがびっくりするくらい面白かった。
久々に充実した話ができた。
かなりいろんなところで好評だったみたいで、いろんな方からメールをいただいた。
地上派でできたらいいのだけど。
ご満悦でご帰宅。
タクシーで帰宅。
風呂に入って、リリーフランキーさんの「東京タワー」を読み始める。
あっ、これはココロある全ての人に捧げたい本であるというのが最初で分かる。
これは母子家庭で育った私には沁みまくる本だ。
母に電話をする。
愛だろ、やっぱりそれだろう。
そこには矛盾なんかねぇだろう。
そういえば長渕剛さんが奥さんである志保美悦子さんに送った曲のタイトルも
「なんの矛盾もない」だ。
なんか今ちょっとだけ分かった。
7月16日
昨日は天中殺であったが、嬉しいこともあった。
この3日間、私は幕張にいるのだが、会社の方におねだりしてホテルを取ってもらったのだ。さすがだ!吉本!いや、今回はクライアントである任天堂さん!
なんとそのホテルがかなりいいホテルで、部屋についたらテーブルにフルーツの盛り合わせがあったのだ。
おー!なんか知らんがゴージャス。
いいのだろうか漁師の孫として育った生粋の田舎者の私がこんなめにあって。
その分仕事を頑張るのだ!!
今回の仕事は講談社さんのフェスティバルに任天堂さんがテナントとしてDSの宣伝をしてるのだが、その新ソフトの宣伝を俺らがやることになったのだ。いいのか?大丈夫か?
久しぶりの学ラン、しかもめちゃくちゃでかい長ランに興奮の私。
なんといっても設定が応援団だったので。
応援しまくった。
汗だくだくで頑張りましたよ。
相手は小学生、中学生、高校生、学生がほとんど。
それにあわせたお話をね、やっぱしないとまずいあじゃないですか。でもこういうのが一番勉強になるのだ。
終了後、時間があるので草野球のメンバーの声かけて、千葉マりん観戦。応援するぞ!
なんと草野球チーム「俺軍」から参戦したのは、大橋、キングエッグ岡本、堂免、しりあがりのみ・・・・さみしいねぇ。悲しいねぇ。
しかしこいつらはたくましくなったものだ。
あとは客席でしっかり笑いがとれればなぁ。
まぁそれが一番大事なんだけど。
ビールとつまみを山ほど買ってかつ花火で感傷に浸って最高。
そこに前田ししょうが到着。
ししょうも大のロッテファン、立ち上がって応援したのだ。
しかし、千葉マリンのこの季節やっぱ最高だ。
ドラゴンズもたまぁにナイター名古屋球場でやればいいのに・・・
花火とかすげぇ喜ぶんだけどなぁ。
それでOBが始球式やってね。アイドルとか呼ぶよりいいじゃない。絶対。
最高の雰囲気でしたが、試合はおしくもロッテが惜敗。フランコの振りの鈍さが気になる。
でも最後に盗塁失敗した西岡の悔しそうな表情が見れて良かった。こういう姿勢は必ず彼を大きな選手にしてくれるはず。
彼はもう寮じゃなくていんじゃない?
寮からマリンスタジアムまで結構あるみたいだからねぇ。その分練習したいってなんかのインタビューで言ってましたよ。
ふらふらになりながらホテルへ。
おおちさんは山やタケトと遊びに出かける模様。
俺は部屋でアダルト観る!!
仕事して、野球観て、酔っ払って、そしてアダルト!
漢なり大谷!
マジやべぇ~すげ~かっちょえ~
北海道に泊まる。早速雀荘。すっからかんになる。なけなしの金でジンギスカン。ホテルの大浴場で独りきり。北海道限定のキリンガラナ飲みながら、ぼんやり考え事。どーでもいいけど社員さんでかい部屋過ぎるよ!寂しいなぁ。
古川日出男の「ベルカ、吠えないのか?」を読む。
実にかっこいい、そして面白い本である。
かっこよくて面白いものが好きな人は読むといいだろう。
こんな文章はなかなかお目にかかれない。
「犬」と言えば、小沢健二のファーストアルバム「犬は吠えるがキャラバンはいく」は傑作だ。12分ある曲に何度も救われたものだ。
今年の夏はビールがうまい。っていうのも本格的に酒飲めるようになったの最近だから余計にそうなのですなぁ。
ちなみに私は自分の金で生活してるやつは酒はおろかタバコも未成年でやっていいと思いますね。飲酒運転は最低だと思うけど。
例の事件は彼が未成年だから酒にのまれたわけじゃないでしょ?
そういう人だったんでしょ?
酒飲んで他人に迷惑かける、これはいけないこと。ただそれを他人のせいにするっていうのもねぇ。だって彼金稼いで仕事して、自分で生活してるんでしょ?だから普段から酒飲んでるんでしょうがねぇ。
それは大人だと思うんですよねぇ。僕の中では。
彼のファンはやたらと誰かのせいにしようとしてるみたいですがどうなんですかねぇ。やっぱあの事務所はすぐクビにするからなぁ。
さて僕はビールを今日も飲みながらこれを書いてるんですが、ビールは家で飲むに限りますな。
まず家で飲むと冷たくないでしょ?
チンチンに冷えたビールが好きなのです。
もちろんお気に入りはアサヒスーパードライ。それを家に帰ってきてから冷凍庫にぶち込みます。
それで風呂にゆっくりと浸かる。
それで甚平に着替えて、一緒に冷やしておいたグラスに注いで飲みます。この際、グラスを手に持つのは間違いなんだとか。
テーブルに置いたまま、一気に注ぎます。もちろん最初は泡だらけ。ただしばらくすると泡が沈静化してきます。そこに静かに注ぎ足すとクリーミーな泡になるんだとか。
で、一気に飲みます。もうねぇ頭真っ白なりますよ。
何?ビールのおいしい温度は5度だぁ?うるせぇ!!
俺は俺が一番うまい飲み方で飲むんじゃい!
で、ナイター観ながらゆっくり食事。もちろん買ってきた惣菜(この辺が独身の悲しいところ)。
明日も頑張るべなと。
今年の夏はドジョウ鍋にも挑戦したいものだ。
なんて言ってたって”ドジョウ鍋”って夏の季語らしいからね。
おー、なんか大人、っていうかおやじぃいぃぃ(笑)
19日のコーナーライブにいらっしゃってくれてありがとう、どういたしまして。
反省もありますが私にとっては修行のためのイベント。
楽しくやりながらもいい刺激をいろんな芸人さんからいただいた。
で、いつも通り下北沢庄屋で打ち上げ。
最近、私は酒を飲むとめちゃくちゃスケベになる。
女たらしとか、2ちゃんねるではエイズではないかという噂までたつ私だが、素顔は普通のおやじだ。
ちなみに私はエイズ検査をしっかりした数少ない芸人だ。
結果?
どう書いたって噂は消えないもの、ならどうでもいいではないか。
だいたいこれからは本当に陽性だという芸人もあらわれるだろう。
それを笑いにするのだろうか?うーん、どうなるんだろう。
私はこれから付き合うであろう彼女とも生でやるぞ。
相手が陽性であったらしょうがない。それも込みで受け入れないと嫌だ。
こういうのを性、もしくは業というのだ。
それが落語や伝統芸能を支えてきたものであるなら、笑いとはそういうものと背中合わせのものではないか。
ただラジオを聴いていても非常にエイズ問題は深刻化してるのがわかる。
ただそれですぐなくなるというわけではない。実際、どこまで治療技術が進んでいるのか?どんな風な段階で治療していくのか?そういうのがオープンにならないと検査にいく若者も多くはならないだろう。
ちなみ俺はに献血もするぜ。
なんてことをぼんやり考えながら打ち上げをする。
笑って笑ってはじけてエッチになる。
で、また明日からピシッと仕事する。
子供の前でもそんな男でいたいものだ。
あー早く子供欲しい、結婚したい。
焦るな大谷!頑張れ!ビッグ!
若者よよく聞きな!
酒を飲んで酔っ払って、女のケツを追うというのは気持ちがいい。あーよかった30代で。
のことだが、芸人としての給料を1万円ももらえてなかったとき、いつやめるかと毎日思いながら生きていた。
頭にあったのは近所の人気のあるラーメン屋で働くこと。
なぜか?給料が高くて、朝から晩まで働いていたのが、なんか俺には人生経験に役立つのではと思えたのだ。
大好きな麻雀漫画「天牌~外伝~」にもそんなシーンがある。
麻雀が強くなりたい雀荘で働く若者に、主人公の黒沢は、そんなところで働かないで、近所の流行っているラーメン屋で働けと指示するのだ。半年後、見違えるような姿で現れた若者は懐の深いたくましい麻雀を打つのだ。これはよく分かる。
下積みやひたむき、地道に積み上げた経験というもの、辛い労働はそういう人生を生き抜く、勝ち抜くために必要なココロの強さを作ってくれる。
私がその店に惚れたのはそういうことだったのかも知れない。
今日、久しぶりにそのお店に草野球終わり顔を出した。
後輩に、ここで昔働きたかったのだと喋っていたところ、その張り紙を見て愕然とした。
その店の労働条件、
身長170センチ以下
えっ?以下?
どういうこと?背が低くなければいけないなんて競馬のジョッキーかっつうの!
結局、俺はそこに面接に行っても採用されなかったのだ。
ラーメンは相変わらずうまかった。この店はあのブラザーコーンさんが日本で一番うまい店と言ってるお店だ。
俺は飯を食うとき、こういうどうでもいい豆知識をたくさん言う。
ニコニコと俺に水を注ぎにきた店員を見て、俺は唖然とした。
だって身長190センチ以上あったぜ!マジで。
うーん、ミステリー。
あれは多分働き始めて伸びたのであろう。
そう納得してから私は店を出た。
店の名前は「永福町 大勝軒」。まぁそりゃ勝ってますよいろんな意味で。
ドラゴンズ5連勝です。
いやぁ今日は負けると思いましたがねぇ。
井端選手勝負強いわ。
ウッズは観ながら悪口言うと必ず打つんですよねぇ。
しかしこのドアラマイクは気持ち悪い。
中日のセンスの悪さが全面に出てますな。
今日、観てやっぱり野口投手は嫌いになれないと思いました。なんですかねぇあの顔ですかねぇ。サンボの山口君に似てるんですよねぇ。なんか可愛い。
似てるといえばソフトバンクスの斉藤投手は元フォークダンスDE成子坂の桶田さんに似てる。
今、TBSで金田一見てます。
古谷一行大大リスペクト!!
思春期や青年期、真っ当な若者は自分の中の狂気と対峙しなきゃいかんのです。
だからロックロールが必要なんだ。
”納得できない”
”大丈夫”
”俺たちの時代”
誰かって?
正にその名前を名乗った最高のロックロールバンドだ。
THE WHOじゃい。
なんでもいいけど、THE WHOでしびれないようなダサいやつにはならないでね。
髭というバンドのアルバム「サンキュービートルズ」というのが素晴らしい。
まるでロッテの渡辺、いや広島の小山田のような変則なポップス。
ちょっとというか大分人を食ったポップス。
ちなみに上の漢字は”だいぶひと”ということで””おおいたじん”
ではない。
待ちわびてた人も多いだろう。
あとM.I.Aのアルバムが欲しい。
あの人の歌が何一つ思考なしにただ異性との接点をもつためにクラブに集まる方々のものになるのは耐えれない。
ポップミュージックとはそういうものなんだろうが。
しかし髭、いいバンドだなぁ。
アルバムタイトルも最高。
酒飲みはじめてから、こういう漫画もいいものだなぁっと買い捲ってる。
「酒の細道」というんですがね。
面白いよ。
ビールを夏に飲む過程を描いててねぇ、昔の泉晴紀さんの漫画みたいですなぁ。
あービール飲みてぇ。
チンチンに冷えたアサヒスーパードライをね。
いつも野球って子供のためにってすぐ言うでしょ?
俺そういうの嫌いだったんだけど、素直でさぁ、いい子たちだったら、やっぱりかわいいよねぇ。
この子らはほぼ初めての野球観戦みたいでね。
花火も凄く興奮してみてた。
かわいいよね。楽しんでるのが分かるのよ。
やっぱそれで笑顔になられたらねぇ、まぁなんかココロのどっかがギューってなるもんだ。
なぜか帰りに前田ししょうのご子息のためにマリーンズの子供服をプレゼントした。
なぜかな。
子供のためにも野球場を楽しい空間にしたいものだねぇ。
仕事終わりで前田ししょう、9期のキングと堂面、しりあがり、大橋、そして相方とでマリーンスタジアムにやって来た。
ちょうどいい暑さだし、でもってビールはうまいし。
相変わらず外野スタンドの子達はみんな優しくでナイスガイだし。
おおちさんも大興奮ですよ。
あぁここで中日観たいなぁ。
そういえば今日落合英二投手からメールが来たのだ。
そこには前半戦全勝すると書いてあった。
期待してますよ!!!
本屋で雑誌を買う。
「SNOOZER」「笑芸人責任編集 落語ファン倶楽部」「映画秘宝」
あとはリリーフランキー氏の小説「東京タワー」を買う。
ちょっと最初だけパラパラめくって読んだが大変面白い。
ピールアウトの解散インタビューがせつなく、九月落語をテーマに一幕もののお芝居を私書くので今必死に落語を勉強しなおしてる。
雑誌はなんでも好きだ。
読むと読まないなら、読むほうが面白いと思うからだけど。
幕張メッセで応援団に扮して仕事してます~第2ボタンを外し、彼女募集の姿勢でやっとります!これ終わりで千葉マリンにいくぞ!
12日続き
結局行くことに。考えてみたら誰も指示しなきゃできないだろうこれ?
いつだって面白いことしてきたじゃん。面白く行こうと腹を括る。
そうするとちょっとワクワクしてくる。
おおちに真面目に語る。
「今回、猛反省しろよ!みんなが協力してくれる、でもお前はトレーニングをしなかった・・・リタイヤはしょうがない、でもベストを尽くさなかったお前は面白くないだろう」
後輩芸人にいろいろ指示、。
後輩の車に乗ってコースである甲州街道を確認しながら味の素スタジアムへ。
えっ!?結構ある!?
これ距離めちゃくちゃあるよ。
大丈夫か?
大丈夫なわけないか?
ニブンノゴ!が某番組でガチンコで25キロ走って5時間かかったそうだ。じゃぁ無理だよ。絶対。こりゃ無理。
11時、味の素スタジアム駐車場到着。
続々とスタッフ芸人到着。
こふきいもの佐々木ラスカル、前田ししょう、バンデラス、大橋とプリングルス(ちょっと面白かったぞ)、山本、そしておおちと一緒に走ってくれるハイキングウォーキングのQ太郎、自転車で追走するキービートたけ、そしてなんと僕らのM-ONでのレギュラー番組でディレクターをしてくれてる相沢さんが!!面白そうだとカメラをもって映像撮ってまわるそう。あれれ!?
なんかでかくなってる。
バンデラスのアホな国歌斉唱、タ行がカ行になってしまう佐々木のおおちへのラブレター、前田扮する談志師匠の粋な激励、大橋とプリングルスのビッチーズ、そしてしょぼい打ち上げ花火でスタート。
12時 走り出す一行
5分後、すぐに「負けないで」を歌うしりあがり泉水
あまりの気持ち悪さに市民が足を止める。
10期が公園でネタ見せ
9期がアニメコスプレエレクトリカルパレード
突然上半身裸で現れ叫ぶ大西ライオン
吉野家の駐車場で工事現場のおじさんと寄席
トレンディエンジェル激走
セブンバイセブン宮平の天草四郎登場
前田ししょうの物真似10連発
夜中、「はんぱねぇ」の練習をするトータル藤田
談志師匠と喧嘩するBコース
タキシードで激走するキザ男ピース綾部
お金を拾う又吉
ゴール付近で待つみつえ
指示しながら演出しながら俺は思った。
俺なんてたいしたことない。このみんなのパワー、面白いことしてやろうという情熱。
これが一つになってる。いろんな奇跡が起きる。
爆笑につぐ、爆笑。
そして何度も諦めようと座ったり、弱音を吐きながら足をすすめるおおち。
俺がやらなきゃ、そんなおこがましいこといってた俺は猛反省してた。ただただみんなに恥ずかしくないことしよう、おもろいことしよう。
気がつくと俺は泣いていた。
それは感動とかじゃないぞ。
それは・・・・何か分からないものだ。
朝、6時半
わずか6人の応援者、そして40人以上の芸人がいるゴールへ。
最後みんなで走った。
みんなで一緒に走った。でも俺らはずっと前から一緒に走っていたのだろう。
ぐだぐだになりかけた最後、みんなで走った東松原での風景。
一生忘れることはないだろう。
あぁ面白かった。みんな本当にありがとう。箱根ちゃんも凄かった。
あと俺に内緒で来てたフジジュンさん!あんたも凄いね。
そしてそしてそして
おおちくん、君は凄いね。天晴れじゃーい!
おおちくん頑張ったよ!
俺の次に。
7月12日
ラジオでSMAPの新曲を聴く。
これ売れたらある意味凄い。いや直球で凄いことだ。
最近よくラジオを聴くなぁ。
昼間ぼんやりと明日のマラソンの休憩ポイントのお笑いものを考える。
俺がやらなきゃ。
俺が引っ張らなきゃ。
俺が作らなきゃ、俺が演出しなきゃ。
家で待機しててもいいが、その間誰がしきるのだ。司会の山本か?いやあいつは演出とかするタイプじゃない。スタッフや作家か?
あとで後悔したくないだろう。自分でやれよ。
まい泉のカツサンドぱくり。
昼からずっと考える。
六本木でM-ON収録。
デビロック遠藤さんとの対談。バイタリティのある人、ビンビンに刺激をうける。ダイノジのことを知っててくれたことがうれしい。
俺はロンブーの亮さんにいただいたデビロックのシャツを大事に大事に着ている、いまだに。そんな憧れのブランドだったデビロックがダイノジの衣装を担当してくれるとのこと。
いやぁ頑張ったねぇ俺。
しかも遠藤さん大の野球好きらしいのだ、スピードワゴン小沢氏のチームにいるとは聞いていたが彼が全然試合しないので、うちに引き抜くことに。まずは紅白戦で見てみたいなと。
あの遠藤さんと野球か・・・マジでびっくりだなぁ。5~6年前の俺が知ったらびっくりするだろうなぁ。
金曜日から幕張である営業打ち合わせ。ルミネで。
7じ9じ 山本と。
相変わらずバランスが悪い。
出てくるのは反省の言葉ばかり。
そのままルミネから車で味の素スタジアムへ。
最後まで悩んでいた俺、家に残るか、味の素スタジアムへ行くか。
、
7月11日
i-PODに入れるためにCDをたくさん借りてみる。
ポーグス(今年フジロックかサマソニでるらしいじゃん)、スーパーフェリーアニマルズ、ホワイトストライプ、ビートルズ(高校生のころめちゃくちゃ聴いてたけど、約15年ぶりにじっくり聴いた)、チェッカーズ、バービーボーイズ、サニーデイサービス(「サマーソルジャー」最高!・・・)、風味堂・・・・
ともかくめちゃくちゃ入れてみる。音楽ジャンルとかどうでもいい。
とりあえず入れてみる。
これはまるわぁ。
シングルでZEEBRAのシングルを借りてきていれてみる。
彼のライムは滑稽なBのマッチョイズムを反映しまくってて、Def Tecみたいなフェミニストとはまったく正反対な感じなんだけど、トラックがいつもかっこよくて気に入ってる。
日本のヒップホップは、近田さんも再三語っているがトラックが退屈なものが増えてきている。
一時期女性ディーバ、ジャパニーズR&Bなんていうのがはやったけど、そういうのと一緒。退屈なところに着地してて、いつも最新型の面白さをもったものがジャニーズのポップソングやオレンジレンジみたいな異端(これだけ売れたらそうは言えないか)にもっていかれてる感じ。
郵政民営化の採決で棄権したやつって、それは賛成ってことなんだよねぇ。
棄権っていうのは賛成なんだよ。
一番嫌いだねぇ、そんな議員が10何人いたってことがね。
早朝、新幹線で東京駅へ。
新大阪でうなぎ弁当。
下北沢へ9時。テレビ東京「ぷっちNUKI」収録。吉本のいもうと、グラビアの大網彩乃さんらと。
2週間分、汗だくだくで収録。
最後は大網ちゃんに本編で汗臭いと抗議。すいません。
昼、ロケでナンとカレー。
ルミネへタクシー。7じ9じ。なんもたってしまったという感じ。テンポ悪い。なんかコンビの間の変な感じがでる。仲違いとかじゃないんだけど、イラついてる俺とおおちになんか変な溝がある。
故に面白くない。
楽しくない。客にもそれが伝わってしまった感じ。
プロはそんなの億尾にもださずにやることであろう。
そしてお客さんもそんなこと感じてないかもしれない。
でも俺はここで駄目だったというのを感じえなかった。
打ち合わせ。最初にこれからのトークライブでの取り組み方を検討。おおちにいろいろ注文をつける。分かっているのだ俺がやらなきゃ。でもちょっと疲れてしまった。
全部考えること。疲れた。俺は疲れていたのだ。
おおちのバースデイマラソン打ち合わせ。
明日の打ち合わせ。たくさんの無名の若手芸人が集まる。
ここでおおちさんにこれだけは守ってくれと指示。その真剣なまなざしに腹を括る。
これだけの芸人がバックアップするのだ、結果がどんな風になろうとベストを尽くせ、俺ら。ただの思いつきがなんだかどうなるんだと。
俺がやる。
めちゃくちゃ適当ながらアイデアが出る。後は指示する。
こうやってくれと。後は君ら芸人としてのアイデンティティに任すと。
演出は全部考える、それプラスのものはみんなの芸人としての底力にかけると。
アイデアがでる。
なんか学園祭みたいだ。
宿題もだす。
みんなが帰ったあと作家に2~3指示をしてから、10期のラバーズの網と久々に「やすべぇ」でつけめん。
でも完全にグロッキー。疲れすぎた。
眠い。やるしかない。俺がやるしかない。
吐きそうだ。
どうせおおちもリタイヤするだろう。
それでしょうがねぇなぁと笑えればいいのだろう。
情けなくて涙が出てくる。新宿のネオン見ながらぼんやりと。
7月10日
納豆の日。もちろん朝から納豆。
あと豚汁作ってかきこんでいく。
11時にルミネ入り。今日はルミネで村上ショージ師匠とコント。風邪を気遣ってくれる師匠。すいません師匠。
僕はショージさんとのコントでいろんなことを学んだ。一番はなんといってもすぐにお客さんの下にいくこと。
どうしても笑わせたい、そんな上の立場になりたい。
若手だとそっちばっかりでうけなくてもお客さんのせいにしたりね。
それが師匠は
「僕みたいになっても知らんで?」
と自虐的なポジションで爆笑をとる。
いや本当に爆笑なのだ。
同じように師匠とコントをやってる次長課長井上氏も
「あの人は怪物」
と言ってる。お笑いモンスター村上ショージ。
今日ももちろん爆笑。追い込まれてからのショージさんも面白いんだけど、素人イジリする師匠も面白いんだよなぁ。
終了後、大阪へ。
山本とおおちと一緒の新幹線で。
3時間あるのでしっかり寝ようと思ったら隣の席の夫婦が見るからに貴金属をたくさんまとっているそれっぽい人。
マフィアか!!
そう思って気になって気になって寝れない。
梅田の花月へ。
本番前「ゆかり」でお好み焼き定食。
もう慣れた。大阪はうまくて安いもの多し。
東京は高い、けどうまいものはめちゃくちうまい、大阪よりうまい。
大阪はどこいっても平均点以上のものがでてくるが、東京はまずい店たくさんあるけど、うまい店ほんとうにうまい。
どっちがいいとかじゃなくてそういうもの。
うめだトークライブ。お客の入りは半分。
この時点で敗北。
ちょっともうできないよねぇ。
風邪で体ふらふらでしたがお客さんに助けられた感じ。ありがたい。
終わって楽屋に帰ってから、くやしくてくやしくて。
しかしどうにもならない現状に腹がたつ。
なんとかしてネタ番組に出なきゃいかんのかぁ。
面白いライブいくらやっても駄目かもねぇ。
なんか情けなくて涙が出てくる。
打ち損じた広島前田もこんな気持ちなのか。自分に腹が立つ。
うまくいかない。相方に腹をたてたり。
突破したい。
この現状を突破したい。具体的にあぁしたいとかそういうことじゃなくて。お金をもらってもこれじゃ意味がない。
ホテルの部屋で焼酎。
投稿者の宇野Tと藤枝交えて。
頭の中はライブの反省でいっぱい。
まぁしょうがないそういう男なのだ。
こういう日こそパーッと外にでるべきなのだろうが。
おおち氏にもらった薬を飲むと気絶するように眠る。体をまるめて寝る。
大阪でトークライブ、しばらくないだろう。
それは誰のせいでもない俺らのせいだ。
ネガティブなこと書いてもねぇ。
しょうがない。そういうときもあるんだ。
辛酸をなめたこと、傷口にしっかり塩を塗りたくって、その痛みをとことん自分の心に覚えさせる。
見てろよ。
土日に幕張メッセで行われる「Kフェス2005」に出演します。これを読んでる元気なチビッコ集まれ!
彼等の新しいアルバムはメジャーデビューアルバムであり、実に逞しい傑作である。 歌詞にある、打ちのめされた者にしか出せぬ 今生の音楽 とは正にこの音ではないか。生き物としての人間をなぞる世界観、これはロックアルバムである。
私は感動したとか、そういう言葉にいっさいの美徳を感じない男です。感動の安売りばかりが目立ってひたすら腹がたつことばかり。
長島さんが東京ドームにいらっしゃったあの放送、あれ見て感動した奴はどっかおかしいやつだと思ってます。真っ当なら、あれ観て最初に感じる感想は”かわいそう”その一言だけだろう。
そんなひねくれものの私も感動しまくった。
7月13日おおちのマラソン。
各場所に仕掛けられた後輩どもの笑いに対するスタンス、それを受け入れ、その先にある楽しいというゴールのためだけに踏ん張るおおち。その姿に感動したのだ。
私自身、これだけお笑いが好きな奴とコンビを組んで良かったなぁっと思った。ゴール間際、いろんな演出の命令を出し続けた私も限界で、ゴール手前のポイントで又吉(ピース)に後は任せるからと演出を託し、それにしっかり又吉が応えたという知らせを聞き、おおちと私自身が演出上合流するという画の場面、トラックの荷台に横たわったとき、なんでか涙が出た。
それがなんの涙なのかは分からない。
少なくとも達成感とかそんなものに対する涙ではない。
だってこの映像、なんに使うなんて決まってない。
でも面白いことだけがやりたくてここまでやっただけ。
小さな劇場でネタやるのも、バラエティの番組にちょこっとでるのも、フェスの司会するのも、単独ライブをかさねるのも、誰が読んでるのか分からないこの日記も、全部が全部、面白いことがしたいから、世界に俺が考えてること、俺が生きてることみせしめたいからやってきた。
そんなものに何の意味があるのか?
なくていいではないか。
そんなものなくていいではないか。
ゴール地点、足を引きずりながらゴールしたおおちを観ながら私は笑っていた。
腹がよじれる位笑っていた。
我々ダイノジはお笑いコンビだ。
明日はもっと楽しくて面白いことがあるのだろう。
だって我々は面白いのだから。
最後に、おおち!
感動したぞ。多分、俺が一番。
静岡でくさデカロケ。今日お邪魔したお店のご主人は大阪出身で店内は阪神タイガース一色。でてくるもの全部美味しいのですが、いつドラゴンズファンだとバレないかヒヤヒヤしてます。
一番観たい映画。劇中で流れる「リンダリンダ」が最高かっこいいのだ。
寝ずにラジオの収録です。夜はてっぺんの生放送があります。
朝一、綾部到着。笑ったわぁ。
藤田合流。夜中三時に来てくれました。今のところ撮れた映像全部面白いです。
かなりおおちさんヘバってます
①16:00-18:00
ダイノジの「浅草ジャイアントーク」
前売1800当日2000
②19:00-21:00
ダイノジの「俺軍祭」
出演者・ダイノジ、山本吉貴、前田ししょう、Bコース(ナベ・タケト)、ピース、犬の心、レアレア、来八、他
前売1500当日1800
※両公演共通券・前売3000 50枚限定
・チケット発売は8/1です。
夏祭りじゃい! 来いや!
昨日は来ていただいてありがとうございます。
正直、風邪で体が直前まで動かなかったですが、お客様に助けられました。
夜、おおち氏にもらった薬でなんとか楽になりました。
なんか自分の中では大阪2連敗な感じです。
しばらくしっかり東京で修行してから10月辺りに再び大阪でやれたらと思います。
どうかその時まで皆様もお体ご自愛くださいませ。
その時には阪神優勝?
いえいえまだまだ我がドラゴンズ優勝を諦めてません。
選手は諦めているかも知れませんが、僕は諦めないですね。
応援するだけですから。
応援する立場が決まったとか言ってたら救いないよね。
鶴瓶さん曰く、「僕は松竹の後輩でいうと男のほうがやらにくい。普段はものすごく気を遣うくせに、舞台に上がるとウケが欲しいのか“なに言うとんねん!”とかツッコんでくるでしょ。それはそれでいいんですけど、そんな笑い、3分でしまいですよ。しかも、その種の笑いは既に誰かがやってしまっているものやしね。僕は誰もやってないことをやろうとしている奴のほうがオモロいと思いますけどね」。この言葉を全ての若手芸人は真摯にうけとめなきゃなぁ。いいインタビューだ。と、思ったらマンスリーなんかやってる唐澤さんだった、いいね。
昨日の広島新井選手にはシビれたなぁ。なんで今日のスポーツ新聞1面じゃないのか分からないなぁ。巨人も林投手がいいね。阿部選手4番で一塁がいい感じ。阿部に亀井(いい選手!)、新井、西武の中村、ヤクルト青木、阪神鳥谷、新しい世代に移行してるなか、我がドラゴンズは?朝倉投手の好投は嬉しいがやはり若い活きのいい野手が欲しい。ちなみに森岡内野手二軍で4安打。いくら打っても一軍で打席に立てないが。
緑のジャケットと予想を裏切られたジャケット、でも見慣れるとやっぱりいい。このジャケットは彼らがおじいさんになっても続けて欲しい。なんかこういうのがケツメイシっぽいんだよね。
さてこの「ケツノポリス4」、断言しよう!
もちろん大傑作であり、彼らにとっても最高傑作なものができたのではないでしょうか?(断言できてないという)
私はRYOJIさんにも言ったのだが、ケツメイシは奇跡のようなグループだと思う。
本格的でハードコアなラップをやっていたRYOさんに、バンドでギターをやっていながら、ライムスターのスタイルに衝撃をうけたRYOJIさんが出会ったことが大きな転機だったようだ。
しかしあの筒見京平ばりの超ポップなメロディにあれだけのライムがのっかたり、「さくら」で見せる4つ打ち(当時RYOJI君はDJでもハウスを好んでかけていた)から歌謡曲のようなメロディ、アレンジ、歌詞が絡む。「君にBUMP」は実に音楽的に高度な楽曲(つうかケツメイシの場合、本当そういう曲が多い、一聴するとただのJ-POPっぽく聴こえるけど間違いなく最新型)で、あれほど上手に80年代のフロアの雰囲気を楽曲で表してる曲もなく、間違いなく確信犯であるのが分かる。
あと歌詞ね。”BUMP”だもんね。”あわせる意味がない”だもん。書けないねぇ。面白い。ニヤニヤしながら聴いてる、で、気づいたら体が動いてる。加えてこのアルバムでは曲順が完璧なのでこの「君にBUMP」が実に効果的な機能を果たしてるのだ。
で、そんな稀有な存在であるケツメイシであるが、ステージやライブアクト、例えばツアータイトルや演出、それらはエンターテイメントでいくのだということで一貫している。そこがまたたまらなくかっこいい。
さてアルバムを振り返ろう。
1曲目は「ドライブ」。これは「海」「夏の思い出」に続くドライブソングだけど、「夏の思い出」は昼間海岸線を走りながら聴きたいけど、これはなんか彼女と朝から都心を二人でドライブしてる感じ。一曲目らしく疾走感があるのがいい。サビ終わりの”ずっとかわらぬままで”っていうところのメロディがポップでポップで。ここがRYOJI君のすごい才能だと思う。今、MCUさんのソロアルバムでボーカルと楽曲を提供してるのだが、その曲だけがそのアルバムからしょっちゅう有線で流れてくる。耳障りにいいメロディ、でもよく聴いたら転調なんかのパターンは今まであんまりなかったという。オリジナルなんだけどめちゃくちゃ聴きやすい。シュールなのにポップで聴き手を選ばない、営業でもめちゃくちゃうけるPOIZONみたいなもん。今回のアルバムはいつもアルバムの冒頭・最初にあったみんなのやりとりみたいなのはない。あくまでも楽曲で真っ向勝負してる感じ。あと言えるのはこれは30代の恋してる奴、仕事がんばってる奴は全員聴くべしって内容だということだ。
2曲目は「歩いてく」もヌケのいいポップソング。サビ後にまだ続くRYOJI君のパートが歌もので完成されてるのだ。このアルバムではものすごく”やるつづけるんだ”という内容の歌詞が多い。メロディをしっかりなぞるあの独特の歌い方をする大蔵君が気持ちいい。
「さくら」は大ヒットしたシングル。しかしこれは凄い。「君にBUMP」と「さくら」でケツメイシを聴き始めたリスナーもいるのではないか?僕らは彼らがJ-RAPグループだとは思ってないが、もしもそういう中に分類されるならばこの2曲はレベルが違いすぎる。ハウスミュージックに演歌の歌詞(ひゅーるりらー)、そして圧倒的なメロディ。で、やっぱり痛感するのがこの人たち歌うまい!!DJ KOHNOさんの作るバックトラックはどんどんオリジナルなものになってる。この曲で言ったらやっぱり後半のストリングスではないか。メロドラマになりそうな感じの世界観が歌詞と歌の洗練されたうまさとバックトラックでまったく聴いたことないものになってる。たとえとしてあってないかも知れないが、関西ジャニーズJrが「大阪レイニーブルース」という曲を発表したときに近い確信犯的な楽しさがあるぞ。と、思ったらNEWSの曲をRYOJI君がてがけてたりしてんだけど。
「そばにいて」。これは「君にBUMP」のカップリングかな?やたらとファンの中では人気のある曲で、私も好きな女の前でカラオケで歌ったりしたら最高ではないかと思ってしまった。この曲を聴くとRYOJI君ってカールスモーキー石井さんのような歌謡曲のテイストをもったポップセンスをもっているのではないかと思ってしまう。間のRYOさんのラップが最高にいい。ちょっと半音変えてない?それとこれはこのアルバムの楽曲全てに言えるのだが、Cメロが最高にいい。Cメロがいい曲ってそれだけで好きなんだよね。エレファントカシマシに「明日に向かって走れ」っていう曲があるんだけど、曲だけだとあんまり好きじゃないのだが、この曲のCメロ(駅を降り、町をすぎ~ってところ)なんかは最高で、そこだけ繰り返し聴いてたくらいだから。しかし改めて思うがこのグループ歌がうまい!この曲は今いろんな結婚式で流れてる曲なんだとか。そういえば結婚式でガンガンかかってたなぁ?誰の?うーん、あっ!相方だ。
「上がる」はイントロからこの楽曲が想像できたら凄いよ。この曲でもコブシ握り締めます。これはセカンドアルバムにあった楽曲にテイストに似てる。RYOさんのライムに唸る。「朝日」、これは最初に歌いだすのがっていうのもあるんだけど大蔵君のにっこり笑顔を思い出される歌。一日の始まりの歌。「No Lady No Life」これは女の子賛歌の歌。僕が一番最初に彼らの大ファンになったのは「手紙」という曲なんだけど、その曲が収録されてる「ケツノポリス2」でスペシャルサンクスで風俗店の名前が書いてあって、それだけでもうめちゃくちゃ最高だなぁ思ったのを思い出したんだけど、女好きですよ我々はみんな。でもこれもちょっと間違えたらコミックソングになりそうなのに、セクシーな楽曲でしっかり出来上がってる。仕事がいちいち丁寧なのだ。
この3曲は割りと今までのケツメイシさんのアルバムのテイストにもあった曲。これが真ん中にあるのがものすごく
安心できる。
「君にBUMP」がここにあることで、この楽曲でジーンとくる自分がいる。「ケツメンサンバ」これはライブで聴きたいですなぁ。
そして「三十路ボンバイエ!」。30代応援歌。
誕生日のトークライブでいただいたビデオレターでRYOJI君からこのアルバムをいただいたのだが、そのときの感動を僕はあるコラムでこう書いてる。
”そしてお土産としていただいた6月28日に発売されるニューアルバム。いやぁ嬉しかったなぁ。自宅に帰って早速聴いた「ケツノポリス4」。僕らがプロモーションビデオに出させてもらった「涙」の前の曲のタイトルが「三十路ボンバイエ!」だって。30代への応援歌だそうで、なんだよこれ俺の歌じゃん!って。
”まだまだ夢も捨てたもんじゃないし 裸の心色あせてないし やり続ける(美学美学)”
最後のは美学ではないんだろうけど、そうとらせてもらった。多分レゲェの歌い方のシャウト方のビガッ!tってやつだと思うが。
さてこれからもやりますか!いくぞー1,2,3ダァー!!”
ともかくこの曲で30代も戦える。誰にだって来るんだ中年は。しかもこのおじさん応援歌のアレンジがちょっとパンクテイストっていうのが嬉しいじゃない。勢いある楽曲が終わってから「涙」のイントロ。断言しますよ、ここがこのアルバムの肝です。鳥肌たつもん。
「涙」については多くは語らないでもいいでしょう。問答無用の名曲。
そして「東京」。田舎から大志を抱いて都会にやってきた青年の挫折の歌、おいおいこれ俺のアルバムじゃないか!?そう勘違いしまくってしまう。そうこのアルバムは夢を見てる人、少しだけ挫折してしまってる人、それでも続けていく人、そんな人の背中を少しだけ後押ししてくれるアルバムなのだ。そしてそれは決して古臭いものとかではなく普遍的な若者の激情なのだ。ちなみに私、ここで涙ガーガー流れました。
「願い」。沖縄の三線の音から始まる、世界の平和を願う曲。”人の上に人はいないの”にという歌詞がケツメイシの人柄を表してる。
沖縄戦が終わって60年、17日の朝日新聞の天成新語でこうある。
”資料館を、今週、東京の青山学院高等部の関係者が謝罪のために訪れた。2月の入試で、ひめゆり学徒隊の体験を聞いた生徒が「退屈だった」と感じたという趣旨を含む英語の問題を作って出した。これを知って、資料館の語り部のひとりが述べていた。「昔は話すのもつらかった体験を、『それでも伝えなければ』と思って語り出した。……衝撃を受けた」
先日、沖縄タイムスに、「今年が沖縄戦終結から60年と認識している県内の高校生は6割に満たなかった」というアンケートの結果が載った。”
このコラムは日本全国では何人にのぼるのかと占めてる。
少しだけそんなことを知ったり考えたりできればいいものだ。
そしてアルバムはストリングスの「アウトロ」で終了する。それはいい曲を当たり前にアルバムで提供してきたという自負と聴いてるものの余韻をひたすらなでるように奏でられる。
あと、僕らダイノジはジャケットの中の歌詞カードに写真が小さく掲載されてる。ちょっと子供に自慢してみたい。もちろん子供が生まれたらの話だが。
というわけでみんな買うこと。以上ビガッビガッ!
7月2日
昨日、酔っ払って寝てたので逆に朝早く起きてからジムに。
体に鞭打つの大好きだ。僕はドMでありながらドSなのだ。汚い話だが、なんでかうんこを我慢するのも大好き。体には良くないんですけどね。いやぁさわやかな若手芸人の日記とは思えませんなぁ。
今日は夕方に新宿南口集合。
ところが道がめちゃくちゃ混みまくり。タクシーの運転手が道間違えて僕が怒って車内は非常にきまずい空気が流れてしまう。それが渋滞で長い長い。
お代はサービスって、20円だけ安くしやがって。それが逆にムカつくっていうのを知れとまた下車寸前で説教。俺すぐ怒るんだが、これ芸人になってからだもんなぁ。事件起こそうとしてキレてるんだもん、いつか大やけどしますよきっと。
かなり遅刻してから集合。
そのまま電車で南越谷まで1時間くらいかけて。
なんでもここ南越谷に「なんこし劇場」なるお笑いショー劇場ができて、そのこけら落としにゲストで呼ばれたのだ。
ハローケイスケさん、オオカミ少年らと。
しかしここはショーパブみたいで酒と食べ物食べ放題で3000円、高校生にはちょっとキツイかなぁっと思ってたら、案の定舞台に出たらお客さんは少なく、年齢層が高め。中にはソレ系の人なんかもいて怖かった。
しかしスタッフさんは必死でこの場所にお笑い劇場を根付かせようといろいろ頑張っているよう。もちろん応援するでしょ。まぁできるのはネタぐらいしかないんですけどねぇ。
いい舞台だった。2回公演。
終わってから挨拶しに関係者がたまってる場所にいくと、僕がステージ場からソレ系だと思ってた人が劇場責任者だった。わー、ごめんなさい。ソレ系の人だと思ってしまった。
終了後、みんなでお酒で乾杯。そのまま帰宅。
自宅で「元巨人軍」読破。
小林繁の回が劇的に面白い。巨人軍は紳士たれ、この教えを最初に破ったのは巨人の悪名高いフロントであり、それが今の凋落につながっていることがよく分かる。巨人には余裕が欲しい、いつも思ってることなのだが。しかしながらデーブ大久保などは、元巨人軍と紹介されるが俺には西武時代のほうが印象が強い。元巨人と言いたがる奴も多いのは、地方の講演会なんかはギャラが倍になるそうだからだ。なんてかっこ悪いエピーソードだ。
7月1日
もう7月だぁ・・・早いねぇ。時の速さに最近びっくりですなぁ。年食うのってそういう意味では衝撃ですよ。価値観がまったく変わる。昔は夏が来る!っていう感じなのに、今はもう夏かぁ・・・あと人生で夏って何回経験できるのか・・って、ここまできたらじじいですなぁ。
さぁ、7月になったということでブログも吉本印のキャスティさんに引越しです。ありがとうございます。
でも突然なんですけど、ただで文章書くのに少し疑問も思ってたりしてねぇ。
みんなやってるしねぇ。
いつバックれるか、自信がないですがぼちぼちやっていきます。
この日は木曜日なので僕らのレギュラー番組であるテレビ静岡の「くさデカ」のロケ。
久しぶりに昨日の夜から静岡に宿泊。
静岡って夜早いからずっとホテルにいたのだが、さみしくて夜中街中を探検。これが何もないんだ。なんかあるだろう夜中歩いてるんだぜ?名古屋で一回夜中探検にでたら芸人と遭遇して、女の子連れだったので、これは名古屋妻か?と思いきや本当の彼女さんで営業に彼女連れてきてたなんていうのがあったりねぇ。
あと初めて名古屋に泊まったとき、腹減って入った店が看板に書いていてた言葉が
”しょうがやき定食と巨人の松井を応援する店”
って書いてて、いいなぁって。
それで朝一番にロケ。
坦坦麺がめちゃくちゃうまいお店に取材。こ、こ、ここれはうまい!四川料理のお店って本当に差がでるんですよね。辛いから単純なんじゃないのと思いますが、辛い料理ほど味の深さみたいなものが大事になってくるんですなぁ。チゲとかもダシまずいと本当駄目。その点ここの料理は全部うまかったなぁ。
昼飯は僕のリクエストでここで坦坦麺。
やっぱりうまい。プライベートでも行くべし。
オンエアー見てください。
ちなみに坦坦麺とは、もともと中国では江戸のシジミ売りのようにかごを担いでラーメンを売っていたことから坦坦麺なのだ。
ロケ終了後は東京へとんぼ帰り。
ルミネへ。
スペシャルコント。タカアンドトシ、ニブンノゴ!、佐久間一行、山本吉貴と。
好評なシリーズも今回で3回目の本番。ここぐらいからネタ破壊しはじめる。
お客さんに修学旅行生がいて、まぁ長いフリにあんまり耐えられないだろうから、通じないところもあるっちゅうのがね。単発のギャグとかのほうがうける。
このネタのコンプリート盤をルミネでライブでやるつもりだったが、さすがに3回やると、もう次は新しいのかなぁなんて思ってしまう。
ところが8月もこれでやれとのこと。完成度の高さを認めてもらってのことだが、ちょっと内容も変えていきたい。これでも映像化したいなぁ。
終了後、コーナーライブ打ち合わせ。
その後、タカと山と相方と下北沢の庄屋で酒を飲む。途中から女の子合流でコンパみたいになるも最悪の結末。
女の子にムカつくっていうのは後味悪いねぇ。
しかし、彼女いなくなってから俺必死なんじゃないの?
みんなどうやって彼女作ってるのか、きっかけをみんなから聞こう。
風味堂なるバンドのメジャーファーストアルバムを延々聴いてる。
レンタルで借りて、I-PODにいれて延々だ。
データをいれるさいにジャンルでジャズとでたが、正確にはこれはジャズ風味のポップスで、それがとてつもなくいい味になってる。
この間、小谷美紗子さんのライブを鑑賞したが、これもベースとピアノとドラムという編成でのライブであったが、この形態だと歌がしっかり届くし、言葉がビートになる役目になりあの独特の雰囲気が醸し出される。
シンガーソングライターの人の歌って、本当個人的な意見だが、ギターの弾き語りのなんかアコースティックなナチュラルな雰囲気にまどわされて退屈なものが多くて嫌になるのだが、そういう退屈さがまったくない。昔のフォークシンガーでも泉谷しげるや友部正人や岡林信康っていうのは歌に何かエッセンスがあって、引き語りだからこそ言葉がジーンって届く感じがあった。それがこのバンドはある種独特の編成とグルーブで歌を何倍も深みのあるものにしてる。井上三太(「隣人13号」の作者)が日本の最高のソウルシンガーは長渕剛さんだと言っていたが、かなり明言だ。あれをソウルと解釈するのは最高だ。本当に黒人音楽が好きなんだと思う。そういう意味では長渕さん的なアプローチでなくジャンル超えし、歌を届けるバンドの登場である。
歌の力にやられるバンドだ。是非ライブを観たいなと思う。
バンド名も最高だと思う。
油断するとダイエット中にもかかわらずカレーを食べる。
これは下北沢「茄子おやじ」の全部入りカレーだ。
カレーはやさしいからだ。
初めて家出して帰ったとき、母が無言でカレーをだしてくれた。
私は泣きながらむさぼりついた。
カレーはいつだってやさしい。ちょっと休めよといつも言ってくれる。
昔の同棲相手で僕から100万円盗んだ女と今日食いにいった。
まぁ人間みんな完璧じゃない。
盗まれてたと発覚したときの僕の動揺といったらなかった。まぁそりゃそうだわな。
ただよくよく考えたら怒っても金は返ってこないしねぇ。
キャッツアイと付き合っていたんだと考えることにした。
さすがにもう付き合うということはできなかったが、今も彼女は彼女のやるべきことをちょっとずつやりながら借金を返しつつ生きてる。
だったらそれでいいじゃないか。
俺だって超若手のころ、彼女に食わせてもらってたんだ。
だからしょうがねぁなぁって思う。
だって誰だってそんな都合よくうまくいかない。
今は全て笑い話だ。
まぁこんな話笑えない奴もいっぱいいるだろうが。
ミニコントがあって、こうやって久しぶりに飯とか行くと
わし「うまいか?」
と、俺が尋ね、キャッツが
キャッツ「おいしい、こんなおいしいの食べたことない」
と、笑う。
すると俺が
わし「そうか、そうか、そりゃよかった・・・ってよくねぇよ!100万返せこのやろう!!」
と、キレだしてたけしさんのように首をしめる(もちろん力はいれてないですよ)。このやりとりをただひたすら繰り返すだけのミニコントをやりまくる。これが周囲の芸人にうけるので、この子といるときに
芸人を呼んで飯食ったこともある。
タカ(タカアンドトシ)はそれ以来これが気にいったらしく、合うとすぐ100万返せギャグを連発する。
100万かかったけど、こうやって誰かが笑うならいいギャグだ。
楽しい時間であった。
って、ふざけんなよ100万返せよ!!
カレーはやっぱり凄い、だって人をやさしくさせるんだもん。
7月13日は相方でありますおおち氏の誕生日でございます。
12日深夜からおおち氏は33キロマラソンに挑戦します。何かの番組の企画?いえ、いえ、そんな売れてないで俺ら。そうですただのプライベートで。一応ラジオで報告はしますが。
さてどうなるやら。
暇な人は観にきてください。
高校時代に凄くロックミュージックが好きになりましてね。
もう、好きなアーティストがそれこそ高校時代に影響をうけたアーティストも無理して買いに行って。
奥田民生さんがビートルズに影響うけたって聞いたら、ビートルズを借りたり買ったり。
で、僕はブルーハーツというバンドが大好きで。
大学生のころはケミカルウオッシュのジーパン履いて、ライブ会場の出待ちやって。出待ちって言っても、話しかけたりはしないんですね、ただ遠巻きに観てるだけなんですけどねぇ。
真島昌利さんというギターの方に憧れてましたね。
彼が高校時代の、口癖が「納得できねぇ」だったって聞いて真似してましたねぇ。
まぁ本当にあのころは納得できないことが多くて、
いい言葉だなぁって。
今日風邪ひいて家で寝込んでいたんですけど、夜中むくむくと起きて独りTHE WHOのDVDを観ていたんですけど、そしたら彼らのデビューシングル「I CAN’T EXPLAIN」っていう曲があって、あぁこれが元ネタなんかなぁっと思いました。
かっちょいいなぁ。あの時代にこんなバンドが突然でてきたのはものすごい衝撃だったのでしょうなぁ。
来日して欲しいものです。
なんか書くかと思って書いたのですが、まとまりがなくてびっくりです。
風邪なんですいません。
僕は日本中に人々が滅入ってしまう梅雨時この世に生をうけた。職人共は雨の日は働き口もなく、ただ憂鬱に空を眺める日々、そんな風景を思い出す初夏の日、俺は生まれた。俺はこの季節がイヤだった。うちは貧しく誕生日パーティーなんて夢の夢。家で内職をしていた母によく愚痴っていた。皮肉か?俺はこのお笑い芸人という仕事について、この6月に忙しく何かに集中していたという記憶があまりにない。ブルーマンデー、労働者にとって憂鬱な月曜日、俺はそんな気持ちをなぞりながら仕事にもありつけず明日に不安な日々を過ごしていたものだ。今年もそんな日々がやってくるかと思っていたある日、俺に吉報が舞い降りた。4月にうけたオーディションによる映画主演のお仕事だ。映画?主演?俺はこの大抜擢に心胸躍った!絶望の谷底に照らされた一筋の光。最初の役者の顔見せ、そして渡される台本。ドキドキしながらページをめくる、そこには一番最初に名前が書いてあるは・・・あれっ?俺じゃない?一番最初は俺じゃないぞ!そこに書いてあったのが、俺と二人主役を務めたバッドボーイズ佐田くんだ。 佐田には不思議な魅力がある。なんというか男の色気というのか。決して正統派な男前ではないが、優しき古き男の色気。それもそのはず、こいつ地元博多ではかなり有名なワルで、一番でかい暴走族の総長を務め、鑑別所にも入っていたような奴だ。だがビートたけしさん曰くの"振り子理論"(中途半端なワルは中途半端な優しさしかない、徹底してた奴は全て徹底する、だからやさしさも徹底的に優しい)のとおり、実にこいつ優しく温かい、俺の大好きな男、いや"漢"なのだ。たとえば実家から送ってもらった明太子をスタッフ全員に配るときも、どんなに目立たないスタッフへの気配りを平等にと忘れない。簡単なようでこれは難しい、周りを省みるということを映画主演というプレッシャーの中実行するのは。それに撮影終了で一番涙を流していたのもこいつだし、なにより不良の大人がみんな彼を可愛がるのはその尋常じゃない礼儀正しさの所以だろう。そんな男としては申し分ない佐田君、一度だけ不徳を犯した奴のふとももをナイフで刺したことがあるんだとか。その理由はと聞くと「そこにナイフがあったから」という。俺は爆笑した!登山家かよと。そしてこいつは俺と一緒で家庭環境が複雑な典型的母子家庭だ、俺が可愛がらないはずがない。お互いいい親孝行できたなぁっと笑った。こんな刺激的な奴と過ごした32回目の6月の雨の中で作られた作品が12月に劇場公開される。その公開日は奇しくも僕をこの世に産んだ母の53回目の誕生日である。
今年、仕事でいろんな出合いがあった。有名人や憧れていた芸人さんなんかにもたくさん会えた。そんな中でも個人的に非常に感激したのが元中日、ロッテでストッパーとして活躍し、来期より横浜ベイスターズの監督に就任された牛島投手と喋れたことだ。小学生の頃から知ってる大投手と野球談義ができるなんて夢にも思わなかった。無知な我々の厚かましいお願いに苦笑いしながら牛島さんはこう呟いた。
「そういえば、うちの娘がルミネに通っていてな・・・誰かのおっかけしてるとか・・ロ・ロバ・・なんとか?」
世界の盗塁王といえば阪急ブレーブスの福本選手。現役時代彼が盗塁の秘訣について語っていた。
「盗塁に大事なのは足の速さではなく、目や。ともかく投手のクセを研究するんや。だから俺なんて試合中もずっとピッチャーだけ見てた」
そんな世界の盗塁王が苦戦した相手が牛島投手だったそうだ。曰く、
「牛島はクセをわざと俺に見せるんや。それでそのクセを利用する。俺はクセが盗めたと思ってるからスタートをきるやろ?でも牛島は実は罠を仕掛けていたからアウトになってしまう。そうなったらもう狐と狸のばかしあいやな。今度はこっちも罠、そしたら向こうも罠。最終的に騙せたほうが勝つってわけや」
完全に僕の想像で書いた言葉なので、本当に福本選手がこんな喋り方なのかは分からないが、まぁ内容は合ってるので許してもらいたい。でもこれだでもプロっていう世界がいかに厳しい世界が分かるというものだ。事実、福本選手はこういう世界で勝ってきたから世界記録を保持することができたのだが。
「それ、ロバートじゃないですか!?」
中々思い出せずにいた牛島さんに僕は思いっきり即答した。
「そうやそうや、それ、ロバートや!」
牛島さんは自分の記憶に合点がいったのかすっきりした表情で答えた。
僕は間髪入れずにこう答えた。
「それ僕らです!僕らがロバートです!」
大投手に気に入られたかった思いからでた嘘だった。今だから言います。・・・・・ほんまにすいませんでした!
僕らと牛島監督の騙しあいは始まったばかりだ。今度、会ったらすぐ謝るけど
芸人をやってると芸人本人は意識してないのに、どうも事務所同士の遺恨みたいなものが残っていたりして、他事務所の方々と一緒に何かをやったりすることができなかったりするものである。僕が所属する吉本興業といえば、大阪が元で、その大阪には故藤山寛美さんや鶴瓶さんを擁する松竹事務所がある。この松竹と吉本は元々絶対に交じあわないものだと思われてた、この人たちがでるまでは。
去年、史上初めて吉本の難波グランド花月、いわゆるNGKに松竹所属の漫才師ますだおかだが登場した。何十年という歴史を考えたら、米ソの関係が修復した以上のことであろう。このますだおかださんとお仕事をする機会に結構今年は恵まれた。CBCの「晴れドキ」でも共演したし、学園祭も結構一緒になった。元々は「NHK爆笑オンエアーバトル」で一緒になりだしたのが最初で、その頃からますださんは実に熱い方だった。そういう熱のこもった先輩とお喋りできるのは勉強になるし面白いもの。僕も負けじと熱く語る。一方、いつもそんな二人のやり取りを冷めた感じでニヤニヤ見てるのが岡田さん。見事なまでの対照的なコンビなのだ。そんなますだおかださん二人の共通項が一つ。二人とも大の野球ファンなのだ。もちろん僕もいま一番会いたい人は水島新司先生の公言するほどの大の大の野球ファン。自然と会うと野球話になるのだが、それ一つ一つが熱いこと熱いこと。M-1を制した大先輩に対して阪神の鳥谷の起用法について胸ぐらをつかむかっていうくらい熱いトークバトルをする二人、新規参入問題で何が一番球界にとって必要なのか悶々と考える二人。果ては今の公式審判団に対する苦言、賞賛、ダメだし。はっきり言っておたく以外の何者でもないような会話である。でもここまで喋れるのって滅多にないから本当同じ仕事のときはこんなこと聞こうとか考えてしまう。まぁワクワクしてるんですね。そのうち台湾のプロ野球の話とかしそうで自分が怖いです。ちなみにこの増田さん、大の阪神ファンだそうですが名古屋では中日ファンのフリをするそうです。みんな騙されるな!まだまだ二人でバトルさせてもらいますよ!あと漫才のこともたまには教えてくださいね、尊敬してる漫才師なのですから。
ハリウッドではスターは自国のCMにほとんど出ない。だから日本でどんなに恥ずかしい企画でも了承するのだ。栄養ドリンクから出てくる現カルフォル二ア知事のシュワちゃん(なんだこの愛称)にも納得だ。その理由とはハリウッドの役者は皆イメージに縛られるのを嫌がるんだとか。そういう意味でもCMタレントが堂々と女優宣言する日本ではもう自分のイメージとかけ離れた役をやるのは本当の意味での女優(ここでは大竹しのぶや藤山直美のこと)以外ではアンタッチャブルな世界なのではないか?
初期ジョージア三人娘はそういう意味で実に分かりやすいだろう。ナイスバディー=佐藤江梨子、この記号を手に入れたサトエリには漫画の実写は適役だし、元レディースの女という設定の矢田亜希子には皆なじめてない。シャーリーズセロンが醜悪な女を演じた「モンスター」の世界はハリウッドだから皆女優魂だとか言うわけで、CMのある日本ではタレントは誰も好き好んで太ったりしないわけだ。漫画的虚構の世界の中のエロスから抜け出さなきゃサトエリはよくて、作家宣言したサトエリなんて誰も見たくないということ。そう考えると「黒革の手帖」の主演に米倉涼子って素晴らしいキャスティングである。だって水商売の匂いがして、欲望に忠実な感じ、するする!だいたい今の女性タレントはみんなキャバクラ臭はするんだけど、なんか米倉嬢はガツガツ度が実に体育会的で見ててすがすがしい気持ちになるのである。うん、これ面白い。最終回当たりに終生のライバルみたいなガツガツ女に自分からCMを奪った藤原紀香嬢でも登場してみたらどうであろうか(しかし自分が借りてきた賃貸に藤原紀香いてもなぁ性的な役割以外では興味を惹かれないけどなぁ)?彼女も黒柳徹子みたいなことやってるより、欲深い女の方が似合ってると思うのだが。
ハリウッドでは「ターミネーター4」の撮影が来年頭から始まるのだそうだ。で、シュワちゃんはというとこれが知事活動で忙しく撮影に参加できないんだとか。1の設定上の地球を滅ぼす軍団(ブッシュ)の子分ってことなら役どおりの生き方をしてるんだけど。どうです、次当たりターミネーターに白木みのるとかキャスティングするのは?俺だったらやっぱり観たいけど、そういう意外性。うーん、もっと面白くてもっと意外な人いるかもなぁ?
まぁジョージアでも飲んでもう一回考えてみますわ。
「信じていたんです、そうすれば世界中から争いがなくなると本気で信じていたんです」
凛とした瞳で静かにそう語るオノヨーコさんの姿に感嘆や賞賛の気持ちを抱く前にただた
だ呆然とした。正に名曲「イマジン」の中の歌詞"君は僕を夢想家というのかな?"を僕
に思い出させた。ジョンレノンがビートルズという人類史上に輝くポップ/ロック(彼ら
はロックでしょ!だって体制や規制概念をぶち壊していたもの)グループで君臨していた
ころを思い出すのが難しいほどの変わりようを遂げたのは、彼の後妻のオノヨーコさんと
知り合ってから位からだという。ラブアンドピースの精神のもと、ベットでの全裸反戦メ
ッセージやいろんなものを削ぎ落としたシンプルな楽曲はアナーキーな形で世界中の若者
に知れ渡った。ただ実際にはそんな偉大なミュージシャンの過激な行動に遠巻きから眺め
るだけの傍観者のほうがほとんどだったと聞くが。
今年、クエンティンタランティーが審査員を務めたカンヌ国際映画祭でパルムドール(最
優秀作品賞)を獲得したのはマイケルムーア監督の「華氏911」だった。ブッシュを政
権から引きずり落とすための映画と監督自身が語るこの映画は、ネットでの一般投票審査
(IMDb)では平均6、5点である。これは皆が6点ぐらいとつけたわけではなく、全
ての答えが10点と0点しかいず、その平均点からである。
つまり徹底支持と、政治的な思惑のある映画だと批判した(まぁブッシュ支持のものたち
の妨害なんだけど)ものだけ。マイケルムーアがこの作品で言いたいのは一つだけである、
9.11のテロとイラクはまったく関係ないということ。これだけである。むしろテログ
ループのアルカイダを迫害していたのがイラクで、ブッシュはあのビンラディンを探すこ
とに兵士を最少人数にしていたという事実(イラク戦のために温存していたのだ)、アメリ
カでは9.11のテロの報復としてのイラク戦争だと思ってる人がほとんどだが(映画で
もブリトニースピアーズがバカそうな顔で語っている)、そんなものがどれだけ茶番かを暴
くための映画である。いやこれは映画という上質なフィクションではなく、実際に行われ
てる凶行を描いた悲劇のノンフィクションである。だからこれを映画としてうんぬんとい
う評価をするのは間違いである。
僕は、今、猛烈に感動している。もしかした偏執的な男が作った執念にも似たこのフィル
ムが、世界ナンバーワンの巨大国の歴史上もっとも愚かな大統領の愚行を止めることがで
きるかもしれないのだ。芸術が、いやもっと言うなら芸が多くの人間の命を救うのかも知
れない、そんな瞬間に立ち会えるかも知れないのだ。
年老いたオノヨーコはその深く刻まれた顔の皺をさすりながらインタビュアーの"なぜあ
のときジョンレノンは反戦運動を声高々に掲げていたのですか?"という質問に冒頭の言
葉を繰り返した。ジョンレノンが死んで今年でもう24年になる。僕らは想像することよ
り、実現していく痛快さを知ってしまっている。
お笑い芸人の定義って何だろう?
いつもそう思う。いつだったか、ダウンタウンの松本人志さんが"芸人とは生き様"と
語った数年前、ラジオで偶然にも同じ答えを語っていた男がいた。それがビートたけしさ
んである。僕はやっぱりこの二人のカリスマが好きだし憧れを抱いてしまう。そして、そ
んなふうに誰かに影響を与えることができる芸人になりたいなぁなんて思ってしまう。
ただし、芸人にはもう一種類、違ったタイプの芸人がいると思う。それは本人が望んで
ないのに、笑いの神様っていう奴に熱烈的に愛されてるタイプの芸人。ほっといても面白
いことが周りでおきまくるタイプ。そういう、いわゆる"天然"っていうやつ?あぁいう
タイプの芸人がいる。僕はこの笑いの神様に愛された芸人を嫉妬と憧れの目で見ているの
だが、時たま凄すぎて、絶句してしまうほどのアホアホぶりを見せてくれる若手がいたり
する。その代表格が去年僕の住んでるマンションの目の前のアパートに引っ越してきたワ
イビーワンの上原君だ。彼はすさまじい。そうめんを一緒に食べていたら、喉が渇いたと、
めんつゆを一気に飲んでしばらくしてから一言。「ちょっと今日、舌の調子がおかしいです。
麦茶がそうめんの味がします」だって。舌の調子って?いろんな意味で調子はおかしいだ
ろうが。こんなエピソードもある。僕の家の横の住人が精神を少し病んでて、僕の家の玄
関を蹴りまくっていた事件(これは本当に怖かったです。だしてもない音を僕がだしてい
たとか言いがかりをつけられまして)で、その住人の女性を上原君となだめに行ったら、
だんだん喋っているうちに自分が興奮しだして、その住人さんに「大丈夫ですか?」って
心配されたり。一番凄かったのは、去年の全国ツアーで上原君が運転手を務めていたんで
すが、調子に乗って赤信号を渡ってしまって警察にキップ切られたとき、僕が烈火のごと
く怒りまして、しばらくみんなの雰囲気が暗くなっていたときです。ずっと反省していた
上原君は一言も喋らなかったんですが、沈黙に耐えられなかったのでしょうか、突然立ち
上がって
「オレ、オレ、今日からタバコやめます!!!」
だって。・・・・・何それ?もうねぇ・・全然関係ないでしょ?もちろんみんなはそのトン
チンカンな台詞に大爆笑。僕も大爆笑。見事にみんなの雰囲気が復活したんです。こんな
ことが日常茶飯事なのです。一般的にはタリテないような感じもするでしょうが、芸人に
こんな奴がいるとみんなに愛されます。
もしかしたらお客さんみんなに勇気を与えるかもしれません。ちっちゃいことにくよくよ
してる場合じゃないって。そういう意味ではやはり芸人とは生き様なんでしょうね。今日
も笑いをありがとう上原君。とりあえずタバコはやめないでね。
暑くなってきました。こうなるとネジがね、頭のネジがはずれるんですよね。それとも
ネジがはずれるから、暑くなってきたのかなぁ。只今、ライブの準備と初めての映画撮影
で完全にグロッキーですダイノジ大谷です。いやいやもちろん仕事があることはいいこと
ですよ(正に本誌っぽい)、しかしこれはやりすぎですよ。ラジオがあったり、取材があっ
たり、コラム書きがあったり、小便は濃くなって、食欲なくなって、近所の小学生のピン
ポンダッシュも追うことができなくなってます。一回はなまはげの格好で追ってやろうと
思っていますが・・・一度なんて、かなりの距離追いかけたら最終的に「10円やるから
あっちに行って!」って言われました(笑)。小学生に買収されるとは。
とにもかくにも疲れた。この間なんて2日寝ないで、20分くらいの仮眠で現場入りした
ら、本番以外全部寝てました。しかも銭湯でボーッとするシーンだったんですが、完全に
寝ましたね。あれは完全にカットされるでしょ。監督の"カット!"っていう声でいきな
り目が覚めたんですが、夢を見ていたんでしょうか、僕は思わず「モイスチャー!!」っ
て言ってしまいました。なんででしょうかね・・・風呂つながりか・・・自分でも分かり
ませんでした。すると監督がずっと考え込んでました。あっ、怒られると思った瞬間監督
は僕に言いました「次の俺の作品のタイトル「モイスチャー」にしようかなぁ・・・」・・・
ヒットしないっすよ。多分ですけど。
こんなこともありました。私大谷、母子家庭に育ちまして、まぁつまりそれだけ母にお世
話になりまして。そういうわけで毎年母の日には電話したり、花を贈ってるんですが、今
年は忙しくて電話ができなかったのです。すると母の日が終わったその夜中に留守電が入
ってまして、母からのメッセージでした。「もしもしお母さんです。私は死んだんでしょう
か?」。うーん、みんなネジはずれてるなぁ・・・暑くなってきたんですね。夏です。
おおちが太った原因は?、とよく聞かれる。そう聞かれるといつも口篭もる。
尊敬する芸人はコージという名前が多い。僕の中でのコージ三羽烏は加藤浩二(極楽と
んぼ)、千原浩史(千原兄弟)、吉川晃司。最後の方も、バク転しながらプールに飛び込ん
だり、曲の終わりの閉めにシンバルを蹴るところなんて芸人そのものだ。その中でも加藤
浩二さんとの出合いは忘れられない。僕と相方のおおちは中学生のころの同級生で、高校
はまったくの別々。一度も遊ぶことなく、別々の理由で東京に上京してきた。僕は大学に
通うため、おおちは・・トリュフでも探しにきたのではないだろうか?(ぶたじゃねぇか
よ!byおおち)退屈な大学生生活に飽き飽きしながらバイト先の銀座東急ホテルに通う
途中でおおちと再会した。久しぶりに会って、それぞれが人生に退屈していた俺らはどち
らともなくお笑いをやろうと意気投合した。さて、どこの事務所に行くか?当時、吉本興
業が銀座に劇場を作っていた。正直、吉本のあのベタさが苦手だった俺は難色を示した。
当時、ライブで一番ネタで笑いをとっていた海砂利水魚(のちの"くりぃむしちゅー")
に僕は憧れており、正直ネタ番組に出演しなかった吉本勢(当時は吉本は他事務所と一切
からまなかった)に興味がなかったのだ。ただおおちは逆に面白いじゃんと言った。その
言葉でなんとなく吉本のドアをたたいたらなぜかオーディションに合格し、銀座の7丁目
劇場に出演することになった。出番を待つ緊張してる俺ら。ある日のことだった、その横
で金髪の坊主頭の男が逃げ回っていた。後のロンドブーツの亮さんである。追っているの
が加藤さんだった。加藤さんは逃げる亮さんにスタンガンをあびせていた。なんだこれは
ぁぁっぁぁぁ!最初の衝撃である。これはその亮さんに聞いた話だが、その昔加藤さんの
ベランダで火の手があがっているのを発見した後輩が急いで駆けつけると、そこには灯油
を燃やす加藤さんが。理由を聞くと"余っていたから"と一言。そういう問題じゃないで
しょ!これには小便ちびるかっていうくらい爆笑した。極楽さんがテレビの企画で富士山
に登頂するというやつ。時間になっても極楽さんは来ない。スタッフが探しまくってやっ
とのこと見つけると二人はざるそばを仲良く食べている。スタッフが言う、「山登るって言
ったのは極楽さんでしょ!?」。すると加藤さんが立ち上がりこう叫んだ「果たしてそうか
なぁ!!?」。この面白さ、このめちゃくちゃさ、俺はこれこそ芸人だと思う。
おおちがなぜ太ったか?そう聞かれると俺は必ず口篭もる。太らせたのは俺。それは加
藤浩二に憧れて、彼に近づきたくて一番最初に真似したことだからだ。
中日ドラゴンズの大ファンだ。なぜか。別に愛知県出身でもないし、ドラゴンズなんて
トムセレックと高倉健主演「ミスターベースボール」でしか知ってなかったのに。始まり
はたいしたことではなく、名古屋でラジオやっていて、リスナーのほとんどが中日ファン
だったから、そのころ蔓延していたにわか阪神ファンを真似してにわか中日ファンになっ
てみたのが始まりだ。そこから沖縄キャンプにいったり、選手とメルトモになったり、つ
いにはこの間はナイターの副音声までやってしまった。野球は集中して観だすと本当面白
い。サッカーのほうがシンプルなルールゆえに興奮しやすいのだろうが、野球にはそのプ
レーの裏側にあるドラマ性が感情移入しやすいのだ。今だに清原が一番人気があるのもう
なずけるのである。で、今この国は、せっかく我が中日が首位を走っているにもかかわら
ず、"近鉄・オリックス合併、合併"である。ナベツネのシナリオ通りに進みそうなこの
懸案も、端(はな)から球団経営に努力してねぇ二つが合併したところでどうなるんだと
いう感じではある。ファンの声が届く場所は今のところない。しかしながら二つの球団が
合体すれば戦力的にはかなり向上するだろうし、何よりドラマができる。これは面白い。
ならばせっかくだから視聴率的に苦戦している番組も合併してみればいいのでは?例えば
今人気の「世界の中心で愛をさけぶ」と「新撰組」(めちゃくちゃ面白い!)を合体させ、
世界の中心で尊皇攘夷叫んだり、「でぶや」のメンバーで「ウォーターボーイズ」もいいじ
ゃない。「行列のできる寺小屋」や、「はぴひる」も渡る世間メンバーでやればいいじゃな
い。一番は視聴率を稼ぐものを全部合併して、子供が始めてのおつかいの途中に、ラーメ
ン食べて、その余りのスープをかわいいペットの犬が食べて、その店員と子供が恋に落ち
ながら、ライバルとガチンコの格闘技をするっていうならいいかも。最後はその子供の悩
みをみのもんたが聞いて、やがて子供はオリンピックにでもでればいいのだ。あっ、その
子供は落合福嗣にしよう。なぜって?俺は中日ファンだから。ファンの声はしっかり聞い
てくださいよ、ねぇそうでしょ?
FUN、言葉をそのまま直訳するなら"楽しむ"ということだが、日本では一般的に熱
狂的に応援する人たちなんていうところだろうか。僕はこのファンという言い方があまり
好きではない。"ダイノジファン"、そういう言い方があまり好きじゃない。"お客さん"
それでいい。ファンっていうのは自分の中に描いたダイノジじゃなくなったらすぐに手の
ひらを返す。それは僕らにとって自由ではないような気がする。。
アメリカで同時多発テロがあった5ヶ月後に「ダイノジといこう沖縄ツアー」が組まれ
た。このツアーというのは吉本のタレントさんとお客さんが一緒になって旅行に行ったり
するものだ。もちろんお客さんには少し割高で、温泉行ったりスノボー行ったり、海に行
ったりなんていうもので、素の芸人さんと近づくなんていうもので熱狂的なお客さんなら
大喜びの企画で好評を得ている。ダイノジ初めてのツアーは先輩のおはよう。さんやブラ
ザースさんや品川庄司君なんかと一緒にスノボーをお客さんとやるツアーに参加したりし
た。ところが僕はスノボーなんかしないでずっと部屋からでなかったりしてた。そしてお
客さんにどう接していいか分からなかった。お客さんに近く接すればいい人なんて言われ
たり、なんだか随分自意識過剰になってしまう。沖縄ツアーはテロの影響もあって7人し
か申し込みが来なかった。へこんだ、これには落ち込んだ。もう俺らはいるだけじゃダメ
な芸人なんだと知った。ただ当り障りのない話をしたり、いるだけで被写体になるような
存在ではもうないのだ。で、考えた。開き直った。徹底的に楽しませるのだ、と。2日間、
ずっと楽しませる、そんなツアーにしようと。群馬にある「珍宝館」という秘宝館で爆笑
のトークを展開するおばさんのエロ話(あからさますぎてこれが面白いのだ)を聞いたり、
深夜2時から広場でお客さん全員と円になってUFOを呼ぶ儀式をやったり(オチは自腹
で参加したチャイマの山本が焼きそばUFOをお客さんに配るという非常にくだらないも
の)、各部屋訪問も他の芸人の皆様なら5分くらいのを30分以上かけたりして、お客さん
のパーソナルな部分を聞いてびっくりしたり(お客さんの意外な面が見れる、これが面白
い)、早朝5時からラジオ体操しながら朝日に向かって反町の「POISON」をみんなで
斉唱したり。ともかくお客さんも含めてミニコントを延々2日間やるつづけるようなもの。
芸人の睡眠時間は30分。はっきり言って死ぬ。でもお客さん、みんないい顔してんだ。奇
麗事でもなんでもなく、それだけで疲れが吹っ飛ぶ。俺らを見てキャーなんてない、でも
全然いい、笑ってくれてるし、最後にはありがとうなんて言われたり。うん、これだけで
いいじゃんって。自分がいいと思う笑いだけをやりたいっていうのもあるけど、根っこで
は人を楽しませるっていうことが好きなんだろうなぁって。もしかしたらお客さんと近づ
きすぎるのでヨゴレなんていう人もいるかもしれない。でもこれはお客さんがお金を払っ
てきたんだから、その分しっかり笑わせ満足させ帰す、芸人として当たり前の行為だと迷
いながらも思ってる。芸人も含めて、お客さんも含めて、その時間が本来の意味であ
る"FUN"であればいいのだ。僕はお客さんとはそう向き合いたいと思ってる。
「だって寒いじゃないかい」
古今亭志ん生は多額の借金を抱えながらも、晩年に落語家として大ブレイクし、国民の人気者になった。体が不自由になって寄席に出たら、まともにスジも追えなかったがお客は志ん生師匠が出ているというだけで大喜びした。そしてそんな彼を貧しいときから支えていて奥様とは最後の最後まで生涯を共にしたそうだ。冒頭の台詞はインタビュアーが”なぜ師匠は(こんな波乱万丈の人生に)奥様とずっと一緒にいるのですか?”という質問に答えたものだ。戦後最大の名人だった噺家の粋な名言だと思う。 なんで俺ばかりがと思った。中学生の頃だ。貧しかった。給食費なんて期限を守って払ったことなんてなかった。父親が作った借金を母は払いながら女で一つで俺と弟をスナックを経営し育ててくれた。中学生の頃、クラスの友達が自分の家の引き出しをまさぐると裏ビデオが出てきたと言っていた。お前のおやじスケベだなぁなんて言いながら、母子家庭の俺も何かでてこないかと引き出しをまさぐった。しわしわの汚れた便箋があった。恐る恐る開いてみるとびっしりと字が書き連ねてあった。それは幼い頃に僕らを捨てた父からだった。消印はどこか関東の刑務所からだった。父はそういう人だった。なんで?なんで俺らばっかりこんな目に合う。親戚に米をもらいたく母は玄関で土下座して拝借していた。後ろで見ながらなんでやと思った。神様なんていない。無性に腹がたった。初めて付き合った女の子の母親から、お宅は母子家庭で水商売やってる子の息子やろ?教育行き届いてないと思うんよ、娘に近づかんといてと言われた。なんで?なんで俺だけ。 そんな子が一生懸命やって今はなんとかお笑いやってますなんていう美談でこんなこと書きたいわけじゃない。なんなら誰だっていろんな失敗や間違いや屈辱や悩みを抱えて生きてるだろうって思う。ただこんな他愛もない経験をコラムでサラッと書ける強さが自分には今あるだけ。母親には死ぬほど感謝してる。親孝行しなきゃ。弱い奴は守ってやりたい、守れる大人になりたいなぁなんて思う。憎しみやコンプレックスをただ抱えて世界のせいにして腐って生きてたら俺はダメだと思う。なぜって?だってそれって寒いじゃないかい。それだけだ。
中島らもの青春小説「僕に踏まれた町と僕が踏まれた町」の中にこんな台詞があった。らもさんの同級生が自殺してそれを聞いたらもさんが言った言葉だ。"死ぬなんてバカな奴だ、人間には必ず生きててよかったと思える夜がどんな奴にもくる"と。
先月号のコラムが編集者のある方から大絶賛されたので今月は東京のサブカルタウン(僕はそう思わないが)と言われる下北沢について書こうかなんて思っていたが、僕はやはりひねくれ者の天邪鬼なのだ。とても重く答えのでないことを今月は書いてみたい。「いじめ」である。まぁそもそもなんでその「いじめ」を書こうかと思ったかと思うと、一つは自分がパーソナリティも務めるラジオ番組でその「いじめ」について見解を述べたところ異常な数のリスナー(主に10代)からのリアクションがあったということ、そして山田花子という一部でカルト的人気を誇る漫画家の「自殺直前日記」というのを読んだことが原因だ。山田花子はこの著書(出版目的で書かれたものではないが)で読者である我々に非常にドキリとさせられる名言を残している。
「バイト先で私はたいていいじめられる。この世界において、何をやってもダメな全く救いようのない絶望的な私の姿を、他者の視点で客観視して眺めているとだんだん愉快な気分になってくる。わたしはこの破滅型自虐ナルシズムに浸ることで惨めさに耐えて今もバイトを続ける」
「重大なこと、実はどうでもいいこと」
「一度も話しかけていないのに諦めちゃった・・こんな恋もある。まだ何もしないのに諦めちゃった・・・こんな人生もある」
ー厳密に言うなら本当の意味での自殺はない、自殺は大半が長い時間をかけた他殺なのだー
寺山修司は言った。
いじめは社会がある限り強者と弱者がいて、強者は弱者を酷使することが社会を生存させる必然性のようなものであるからしょうがないのではという気持ちがあったりする。でもそんな冷めた視点で(いかにそれが理知的で論理的であっても)生きるのは、自分の中で好きじゃない。好きじゃないというのは偉大な価値観で、大部分のことを好きか嫌いかで僕は判断する。それは勘というものに近いかもしれない。好き嫌いは道徳心より偉大な決定権だと僕は思うのだ。
自分自身の経験談をするなら僕はいじめを受けた側でもあり、いじめた加害者でもあり、そしていじめの傍観者でもあった。誤解を恐れずに言うなら、この人間特有の「悪意」にもとづいた「いじめ」という行為に人間社会を生きる上での必然性を感じ、上手に付き合ってきたほうかもしれない。もちろん自分がいじめてきた人がどれだけ傷つき、悩み、苦 しんだか、とうてい当事者じゃなきゃ理解できないものだろうと予想できるし、一方で自分がいじめられたときも慣れていくことでなんとか乗り越えてやろうかって妙な楽観的な気持ちにもなった。傍観してるときは、何か面倒なものにくびを突っ込みたくない、そんな思いだけで、心の中で偽善にも似た同情を感じることはあった。また自分はたいしたことではないと発した言葉が相手を傷つけ、相手を知らず知らず追い込んでいたなんていうこともあった。神経質で繊細なものにとって僕は無神経なバカであったし、自意識が高くなれば他人に傷つけられたと自分を悲劇の主人公へとおいやるバカでもあった。僕は自分自身に腹が立つ。ムカついてくる。怒りは表現の原初体験だ。それをバイタリティに変える、くそったれとつぶやき、怒りながら前向きに歩き始める。
そうしてタフになったのかもしれない。明日学校へ行くのがイヤでイヤで逃げ出したくて。でもそんな自分がムカつくからまた歩く。そんな途方もない作業を繰り返しているのかも知れない。ある人は自分にはそこしかないから、その目に見える世界だけしかないから、逃避の究極の形である自殺を選ぶのかもしれない。でも僕は死ななかった。死ねなかった。希望?そんな安易なものではない。僕はセックスをしたことがなかった。セックスがしたかった。だから死ななかった、ただそれだけ。読者諸君は拍子抜けしただろ。でもそんなもんでいいのである。だってまだ生きてる。セックスした後もまだまだ生きてる。まだだ、まだだと思ってる。楽しいことを探してる、諦観もなく、往生際悪くただただ俺は生きている。もう駄目だは始まりのサインだと嘘ぶく。タフになったのだ。鈍い大人になっちまっただけかもしれない。鼻で笑っちまうような青春パンクの歌詞も、まぁ安易な正義感を若者に植え付けさせ、それで弱者をかばうものが増えればいいんじゃないのって思う。奇麗事でもかまわないじゃないか。
死ぬのはいつでもできる。でも生きるのは今だけだ。 だから生きようと思う。「いじめ」に苦しむもの、逃避する場所のないもの、耐えろとは言わない、転校や転職でもいい、何か対処作を考える。相手を諭しても、人間の「悪意」はやっかいで複雑だったりする。だからできるだけ最善を尽くして、現状を死ぬ以外の逃避でしのぐことだ。山田花子は日記の中で他人を卑下したり、不幸を願ったりはしない(しないんだよ!)。そして人間とは本当に優しい生き物なのか?その疑問を抱え、答えをださず一方的にさよならした。誰も言わないなら言うよ。きっと人間は優しいはずだ。僕は思うよ、自分のような何のとりえもなかった人間がこうやって君に語りかけれる、そんな場所を提供してくれる人がいる、そして楽しみに待っていてくれる人がいる、それを思うとき僕は心底生きててよかったって思うんだよ。優しい気持ちになれるんだ。
今、お前にはそういうのがあるからいいじゃないかと思った人、適当なこと言うじゃねぇと思った人、あなたの怒りがあなたのバイタリティになりますように。
(「シティ情報おおいた」掲載「トウキョウブラッド」より)
しかし小便ちびるかっていうくらい笑った。2004年最初の元旦(一回しかないけど)のことである。この日は仕事が終わって、自宅に帰って年末のテレビ番組をまよめてビデオで観ていた。そのときだ!申し訳ないがこのコラムは俺の視点で面白いところを探し出して書くというルールを自分に課していたのだが、本当今回はただただ笑っただけ。面白かっただけ。それは「銭形金太郎SP」のくりぃ~むしちゅう有田さんのレポートのときに、有田さんが貧乏人の部屋の中のオリジナリティ溢れるアルミホイルの装飾をコロコロで剥がしたとき。ともかく笑った。こうやって文章じゃどうも伝わらないけど、ともかくアナーキーで笑った。こんなのは中学のときの「元気がでるテレビ」以来か!?そういえばこの番組って実は丸パクリの「学校へ行こう」とかより"元テレ魂"の継承者かもしれない。だって面白い素人なんかより芸人のリポートが面白いんだもん。バカはすぐ素人が面白いとか言い出す。違う違う、その面白さを最大限に引き出してやってる芸人が面白いだけ。アイドルがやるときあるじゃん、明らかに素人に無理させるみたいな演出。必死に面白い奴に仕立てる。不自然な変人。一番ツライ。逆R指定。15歳までの笑い。それは作り手が有能だけど、演者の魅力ではない。そういえば「元気がでるテレビ」の収録って一回一回が真剣勝負だったって高田純二が言ってたなぁ。初代ブラックデビルの座を病気で逃し、がけっぷちまで追い込まれていた高田さんの一世一代の勝負。いやぁ笑ってたもんなぁ。実はあの番組のリポートって発明がたくさんあったらしい(画面の下からヌーとでてくるやつとか)。「銭金」にはそんな芸人のひねられたアイデアがたくさん出てくる。芳醇なお笑い番組だ。ちなみに俺の大好きなレポーターはくりぃむさん、土田さん(最高!)、伊集院さんである。つまりは真っ当に言葉遊びができてて、すこし暗くて、暴力的で、いいかげんな人。芸能人に例えるなら高田純二みたいな人。
おおたにのぶひこ・・・つなぎを着るなら相方のおおちの特許をとってください。まぁこっちもビースティボーイズのパクリのジョビジョバのパクリのリップスライムのパクリだけど。1月28日にDVDがでます。買って。
大谷談:これは正月にマジでめちゃくちゃ笑ったんだよあなぁ。涙でるくらい笑ったのって、吉本入ってからも初めてのことじゃないかなぁ。
自分の長所であり短所なもの、それは自分が食い意地が張ってるということだ。もうそれはときどき呆れるくらいに。この間「oz MAGAZINE」さんの取材で食べ物についてのこだわりを芸人が語るとかいう連載にださせていただいたが、でるでるでる(笑)インタビュアーさんが、こんなに食べ物について語るお笑いタレントさん初めてですよだって。まぁ内心はライバル渡辺満理奈さんだと思ってるから。しかし彼女のグルメエッセイ「甘露なごほうび」(マガジンハウス社)に掲載されてるお店、ほとんど行ったことあったのには自分自身驚いた。いやいや自慢じゃなくて・・・・正直ヤバイでしょ?感性・感覚・価値観、俺は完全にOLと一緒ですよ。どんだけチェックしてるんだって。
2月に大分帰ってイベントに出演するのだが、吉本から作家や後輩が何人行くけど、これを書いてる12月の段階でずっと食い物の話ばっかり。「大分って何があるん?」っていう先輩の質問にもすぐ「食い物がうまいっす!」ってすぐ答えてしまう。脳より舌が動いてしまうんだろうなぁ。よくインタビューとかで"地球最後の日、何食べますか?"なんていう質問があるけど真剣に考え込んでしまう。もうね軽くスッと答えられない。で、悩んで悩んで"大分駅の中の立ち食いうどん"だって。この辺がB級なんだけど。でも大分でうまいものって高価なものより、何気ない食べモンが印象に残ってたりしてて。イカの刺身とかアジフライとか。アジフライにはウスターソースをドボドボかけて、付け合せにはキャベツの千切り。なぜかキャベツの千切りには醤油をかけて、でもって豆腐とわかめの味噌汁なんかがあれば最高。
こんな風に無駄に食い物についてはこだわりなんかがあって、それはなぜなんだろうなんて思ってたりしてたんだけど、思うに俺って幼少の頃って凄く貧しかった。もうね、ベタに給食費とかクラスで唯一払ってないとかいう。2,3ヶ月遅れてますみたいな。小学生の頃の卒業アルバムの写真があるんだけど、俺一人だけ上下汚いスウェットで、なんか堂々といばって真ん中なんかに写っていたりして。なんか貧乏なくせに余計なプライドはあるぞみたいな。聞いた話なんだけど、父親が家出て行ってから本当究極に貧乏で、米とかも食えない状態だったらしい。それでかぁちゃんは親戚中を土下座しながら米をいただいてたなんて。それで俺が唐辛子畑の唐辛子全部食っちゃって、それで食い終えて辛さに気づいて泣き出して。それ見てかぁちゃんわんわん泣いたらしい。みじめだって。それで食い物だけはいいモン絶対食わせるみたいになって、水商売始めてからは家のメシ豪華だったような気がする。まぁ時々、家族全員で自転車に乗って夕飯がラーメン屋でなんていうのがあって、店で食べてたら部活帰りの同級生が大挙してきたんなんていうのがあって、思春期の俺は非常に恥ずかしい思いでまるくなってたりもしたんですが。
最近というか、一生かけて一番食ったもんて何かなぁってふと考えたんだけど・・・・200%カレーだよね。100対0くらいでカレーだわ。なんでこんなに好きなんだろう?くるりというバンドの曲にある「カレーの歌」。(ちなみにここのカレーのモデルになったのは渋谷道玄坂「パク森」のカレー。大根が入ってたりしててうまいっす)カレーの匂いはとても優しくて・・・うーん、分かるなぁ。昔、付き合っていた彼女との思い出って何気に、カレーを一緒に家で作った場面だったり、僕の大好きな東京のカレー店に足繁く通っているところだったりする。カレーはせつなさメモリーに欠かせない準主役だったりする。カレーはシャバシャバのインドカレーと日本独自のドロドロカレー、これどっちも好きだからまいっちゃう。シャバシャバのインドカレーだったら上野・湯島の「デリー」。黒くてサラサラしてて、ものすごく辛い。一口食べると口中が熱くなって水をごくり、するとあら不思議、また口にしたくなる。最後は汗をかきかき一気に胃袋へ垂れ流す。冬なんて店から出ると風が冷たくて気持ちいい。でも胃袋はずっとドクドクいってる(笑)心臓じゃないよ、胃袋がドクドクいってるの。高田馬場の「ラージプート」はナンのうまい店。迷わずお店の人気ナンバーワンでありながらオンリーワンの「チキンクライ」を。これは水を一滴も使わず、野菜だけで汁気をだしてるんだけどびっくりするくらい濃厚でうまい。そんなペースト状になったカレーソースとチキンをナンに包んでパクッといっちゃう。完全インド、完全ナマステ(なんだそれ)。渋谷道玄坂の「ムルギー」や下北沢「茄子おやじ」やそれこそチェーン店の「ココイチ」や京王線駅前にある「C.Cカレー」なんかも学生の頃からたくさん食ってる(なんかちょっとした東京グルメマップみたい)。ともかく自分の血液の3分の1はカレーソースでできてるものだと思ってるくらいカレー食ってる。自分で作るときにはともかく玉ねぎを炒める。これでもかってくらいたくさんの玉ねぎをたくさんの時間ひたすら炒める。炒めまくった玉ねぎに水をいれてぐつぐつ煮る。肉はひき肉がいい。ダシが一番でるから。そこに大きめにカットした他の野菜をいれる。その間お気に入りの音楽をかけてタバコを吸ったり、読書なんかしててもいい。この時間が凄く優しい。大好きな時間だ。ともかくひたすら炒めて、ひたすら煮る。つけ合わせはらっきょが一番好きだ。あとは生のオニオンを塩コショウしたやつ、これもいい。血液がサラサラになるよ。まぁ俺の血液は3分の1がカレーだからサラサラのインドカレー血液になるだけだが。テーブルの上にシートを広げて、お香を焚いて冷たい水と一緒に食べる。願わくば付き合って初めてのデートはカレーがいい。焼き肉だとなんだか重厚すぎてドキドキしないし、ラーメンはくだけすぎてトキメキが薄れる、パスタはいかにもでなんだかマニュアル通りのデートって感じで新鮮さがない。やっぱりカレーである。うーん、こんなこと書いていたらカレーが食いたくなったじゃないか!罪作りなコラムだ。あぁそうそう家でカレーを作るときに玉ねぎを炒めながら唐辛子とニンニクも入れるとうまいよ。あっ、唐辛子か・・・俺のこの異常なカレー好きは小さい頃のあの事件がトラウマになってるのかなぁ。自然と辛いものを口にいれたいみたいな。しかし幼少の頃の恥ずかしい話で顔から火だして、カレーの話で口から火がでて、今年一年燃える一年にしたいですな(なんだそれ!)。今年もよろしく!
(「シティ情報おおいた」掲載)
大谷談:これは大絶賛をうけましたね。なんか文章が軽いからタウン誌にあっていたのかも。これ以後もうまいカレーにたくさん出あってはいるんだけど。
セックスをするときは代々木忠という監督が書いた本の「プラトニックアニマル」を思い出す。自分のプライドを脱ぎ捨て、心を素っ裸にして自分の弱いところや惨めなところを受けとめてもらえという一つの考え方。初めて読んだときは目からうろこ。加藤鷹が無駄に喘ぎ声をだす(自分の恥部をさらけだすことで女の子にも飛んでもらうというわけだ)のはそこからだそうだ。
去年の全国ツアーを収録したDVDが28日に発売されるのだが、一個収録しなかったネタがある。僕が落語をしたやつだ。出来がどうのこうのではなく、途中でビートたけしさんの「浅草キッド」という曲を使っていて、その許可が降りなかったためである。曲はなぜかそれが絶対にいいと思った。たけしさんが浅草時代のことを歌にしたバラードは芸人なら誰もが涙する名曲だ。それがあって初めて落語が完成する。それは大好きな柳家喬太郎師匠の新作落語に影響をモロにうけた男女の愛憎をテーマのなかなかシリアスなネタだった。元々は去年の5月にやった僕一人のライブで披露したものだが、大変好評で再演したものだ。そのときネタを作る際たくさんの落語を聞いたり観たりした。その中でも心に残ったのが「お直し」という作品で、名人古今亭志ん朝師匠のも素晴らしかったのだが、特に心に残ったのが高田文夫先生のバージョンだった。静謐かつ狂気という、実に複雑であいまいな男女の関係性が表れた名作。男のために女郎屋に身を落とす女。"平気かい?"と男に聞く女、"平気なわけないよ"と男、一瞬の沈黙のあと"平気じゃなきゃ困るんだよ!"と絶叫する女。男女の深く複雑な性愛が織り成す人間ドラマに心打たれた。それをベースに、ある貧乏な芸人に体を売ってつくしぬいて堕ちて行く女の物語を作った(もちろん笑いを交えて)。
「落語とは人間の性(さが)」
立川談志師匠の言葉だ。この僕の落語には僕の死生観や性の価値観が詰められていた。
そういえば「プラトニックアニマル」を購入したきっかけは帯の高田文夫先生の推薦文でだ。後で聞いたのだが、この本を先生に薦めたのが"浅草キッド"の水道橋博士だそうだ。奇妙な人間の性を感じる。
(「マンスリーよしもと」掲載)
大谷談:これはマンスリーに掲載されたときは文字数の問題で大分カットしたから少し推敲してみた。マンスリーという雑誌でこういうネタをあつかうのはちょっと危険かも知れないなぁっと思ったけど、あんまりいい子ちゃんな内容では誰も俺らしさが認識できないまま、ファンクラブ通信みたいな内容になるのではと思って。
僕は毎日のように日記を自分のサイトで書いている。できるかぎり多めに、できる限り詳細に。日記を最初書き始めた頃は、いわゆるファンサービスというものでだ。まぁ自分がどれだけダイノジのお客さんに愛されているかっていうのの確認作業だった。調子にのって書いていたら、あるとき違うサイトでかなりヤリ玉にあって、そういう経験がなかったから大変落ち込んだ。もちろんサイトは閉鎖。匿名性で好き勝手書かれるネットの世界に怖がって一時はパソコン事態開こうとしなかった。そんな僕に再会のチャンスをくれたのが浅草キッドの水道橋博士だった。「日記どうして書かないの?そんなことでやめちゃうの?誰のために日記をつけてたの?君自身のためでしょ?」そうなのだ。博士は自分自身のために日記をつけている。数年前、免許の写真偽造で業界をホサレタ博士は、復活の手始めにイチから勉強してサイトを立ち上げた。そこでどんな悪意ある嫌がらせにも屈せず、日記という表現方法で自分たちの笑いを追及していった。その結果、それまでたけし軍団イコール体を張ったりするリアアクション芸しかオファーがなかったのが、トーク中心のおもしろキャラをいじったりする現在のキッドさんお得意のパターンの獲得や、ディベート形式の番組への出演の増加、結果今の快進撃につながったそうだ。自分の小さなプライドや、保身のためだけに逃げていた僕は大いに反省した。それからは弱さも強さもあからさまにした、もしかしたら芸人としては汚れているかも知れないくらい赤裸々に日記をつけさせてもらってる。芸人とは生き様を見せる仕事。博士の師匠であるビートたけしさんは昔そんなことを言っていた。もしかして日記は僕にとってもっとも素に近い芸人活動なのかも知れない。ちなみにそんな僕がいつもチェックさせてもらってるネットの日記はその博士の日記と、さくまあきらさんの日記と、吉本の尊敬する先輩バッファロー吾郎木村さんの日記である。
(「マンスリーよしもと」掲載)
大谷談:これは宣伝もふくめたもんですね、明らかに。当時の小さい計算が垣間見えます。これ書いてからうめだの楽屋でバッファローさんに会うとミョウーに緊張しましたね。メガネをとった木村さんは顔怖いですしね。
毒舌映画評論家兼映画監督の井筒作品の中で一番面白いのは「岸和田少年愚連隊」(宮迫さん凄すぎる!)、ついで「ガキ帝国」(この舞台の住人になりたかった)、そして個人的に「のど自慢」が好きだ。「NHKのど自慢」は日本の良識、生活感、土着感満点のいかにもな素人参加番組だ。つまり「のど自慢」ってジャパニーズディープソウルムービーだということだ。この映画の後半の「のど自慢」の公開収録シーンが凄くリアルで、その後の涙涙のラストシーンの前フリにもなっている。これを観て以来、少し「NHKのど自慢」を注意深く観たりして。
この間も何気なくチャンネルひねったらやっていて爆笑しまくった。いやぁもう終始テレビの画面につっこみいれてたもんね。最初はいかにも気弱そうな若者が一人で出てきてスマップの「セロリ」を歌ったんだけど、ダンスがともかくキモい。全盛期のオザケンばりにくねくねくねくね、軟体動物の交尾のように踊るの。そういう曲じゃないんだよ!そのギャップに笑ったなぁ。続いて地元のOL4人組で「セーラー服を脱がさないで」を歌ったんだけど、歌詞の"友達より早くエッチをしたいけど~"のところで鐘がカーンと鳴って。絶対この歌詞で鳴らそうっていう審査員の小さい悪意を感じた。そして次は明らかに60から70くらいの老人が出てきて、また地味なポロシャツをスラックスにインして、それで演歌歌うんだろうなぁって思ってたらtrfの「寒い夜だから」。観てるこっちの空気が凍ったわ!でも全部に言い切れるのはみんないい顔してんだ。それが余計に笑えてくるんだけど。つっこみうまくなりたかったから絶対観てほしいね。あっ、ちなみにtrfはTRFに改名してました、あしからず。カーン。
ダイノジ大谷ノブヒコ・・・・1月28日に初めてのDVD作品をだします。「この映」さん、取材に来てね。ちなみに僕はカラオケでは常に渡辺美里「マイレボリューション」を歌います。
(「この映画がすごい」掲載)
大谷談:なんかね、井筒さん荒れてるでしょ?とりあえず毒づけばいい!みたいな。それだけじゃないのにね。
あとこの模様は下北沢の「一龍」でラーメン食ってるときに放送されてて、ラーメンふきましたね。あまりの変さに。笑ってるの僕だけでしたけどね。
11月30日に中津で営業のお仕事に行った。初めての中津。県南佐伯出身の僕としてはあまり馴染みのない町だったが、かの有名な福沢諭吉先生(中津市民は福沢諭吉には必ず先生をつけるそうです)の出身地、襟を正して漫才をさせてもらった。楽屋に貼ってあったチラシにはダイノジのライブの告知文として
"人気実力共に急上昇ダイノジ登場"
なかなか気持ちのいい歓迎ではないかと一人悦に入っていたところ、2ステージの空き時間に店内をぶらぶらしているとイベント用のポスターがあって、そこには
"人気実力共に急上昇?ダイノジ登場"
と記してあった。なんというトリック。?ひとつでこんなにもダイノジの微妙な人気ぶりを表現するとは、失礼だろ!と突っ込む前に笑ってしまった。実はこの11月30日は僕にとってとても大事な日になった。この前日、あのM-1グランプリの準決勝が行われ、この日の夜に決勝進出者の発表があったのだ。2002年になぜか決勝進出し、完全に舞い上がって終わってしまったあの大舞台に今一度出るため一年間漫才をやってきたといっても過言ではないほど力をいれていた。しかしながらそんな僕らは29日の準決勝でまた去年の決勝のようなかしこまった漫才をしてしまった。僕はネットで日記を書いているのだが、これからその30日の日記を掲載する。いかに私という芸人がグジグジとしちゃ意気地のないものか嘲笑してもらいたい。
11月30日
早朝、気分が乗らずに空港へ。この道のりは長い。足取りも重く。飛行機で福岡へ。空港に着いたらABC放送の山田さんがいる。結果報告を聞くシーンを密着で撮りたいのだと。勘弁してほしかった。120%受かってない。分かっているし、認めるからやめてくれと言いたかった。大阪組の結果次第だが。そこに淡い期待もあったのかもしれない。複雑な心情が心を支配していく。福岡からソニックという電車で大分の中津まで。すぐ駅前で大きな福沢諭吉の銅像が迎えてくれる。(中略)
終了後、ソニックで福岡へ。
到着後、スタッフと中州にある「河太郎」へ。
食後、ホテルに帰った。部屋でもカメラは回る。イヤだった。とにもかくにもイヤだった。ネタの出来悪さが頭に映像でかけめぐる。でも自分には逃げるとことがない。
12時に電話がかかってきて、結果を聞いた。
結果は落選だった。そこで初めて落ち込む顔をしたおおちにいらだった。ぶん殴った。ここで落ち込むのは違うだろうと。そのときに頭がクリアーになった。あれっ?なんだこれ?なんなんだこれ?俺らは笑いあった。そうだそうだ俺はわかった。俺がムカついていたこと。それは俺らが俺ららしいことをやれなかったことだ。俺らが優勝できる?できるわけねぇじゃん。去年の決勝でもそうだった。俺がやりたいのは、こんな若手が緊張する現場で大人が審査して優劣決める番組。こんなもんをめちゃくちゃにして帰るのが俺らじゃん。俺らがゲラゲラと笑って帰るんじゃん。それができないから去年ムカついたんだ。そうだそうだ忘れていた。しかも敗者復活で勝ちあがったら今年は昼から番組やってるからいっぱい映るし、おいしいぞ。俺の視界が完全にバカになってきた。いいぞいいぞ。何かを背負ってどうするの。無理無理。俺らにそんなの無理。オンバトなんていつもそうだった、NHK新人演芸でもそうだった。君達審査員は付録だよ。会場にいる100人のうちに10人くらいが、いやぁバカみたいだったなぁって言ってくれればいいじゃないか。敗者復活では一番笑いとって、それで落ちればいいじゃん。あぁそれならできるできるって。なんかわかりやすくなってきた。急に相方にあれやろうかって、これやろうかって。7丁目劇場でうけなくてうけなくて、それでも作家のアドバイスも無視して、無駄に自信があった俺だ。それでいいんじゃん。いやこれが正しいかなんて分かんないよ。だって俺は一貫性のない男だから。この日記も俺が真面目に笑いを取り組んでいてて好きですなんて感想を送るやつがいる。そんな感想を読むたんびに、自分でそんな自分を演出してた。らしくないらしくない。ごめんな、俺そんなやつじゃない。そんな真面目じゃない。俺が笑うためにやろうぞえ。
今読んでも気恥ずかしい駄文だ。このコラム書いてる時点と、発売されたばっかしの時点ではまだ敗者復活や決勝戦もやってない。結果はどうなるか分からんが、
こんな風に思っていたんだと。
俺はずっと不安だった。落ちるのが怖かった。
決勝行けなきゃ、来年から仕事が減る。給料も少なくなる。守りたかった、今の芸人としての生活。俺らはかっこつけてオンエアーバトルも出なかった。今でもメールなんかで出演してくださいなんて言ってもらう。俺らが健在だとアピールする場はM-1だけだったような気がしてた。全国ツアーやっても全国津々浦々お客さんが入るわけでもない。お客さんを増やすためにも名前を売らなきゃいけない。後輩に小さいこと気にすんなって言いながら小さい世界に固執してたのは俺だった。それがあの落ちたという宣告を受けたとき、全部ふっとんだ。なんぼのもんじゃと開き直った。くそくそくそ。今は別に来年仕事がゼロでもいいんじゃんなんて思ったりしてたりする。また劇場からでも、下北沢の路上からでもいい。最初からやればいい。面倒だけど自分の人生だ。つまらないことやってしまうほうがごめんだ。俺はイスでにやにやしながら、焦点もあわず。こんな面白いこと思いついたんだよ、君はそれを聞いて笑うかな。あぁ早くやりたい。やってやってやりまくりたい。
覚えてて欲しい、俺はダイノジだ。
大谷談:名文じゃないかと思ったら、今観るとなんか若いですよ。それだけM-1にかけていたんでしょうね。なんにしても楽しんでやらないとダメですよ。あんな公開ネタ見せは。
僕はあまり知られてないが明治大学に現役で入って現役で卒業した経緯を持っている変な芸人だ。学歴自慢などではない、だって大学で何も残してないし、それで何か得したことがないから。明治に進学を決めたとき、猛反対した人がいる。大阪にいるいとこのおっちゃんだ。東京に対するコンプレックスの塊のおっちゃんは東京の悪口を言い出したら止まらない。小さい頃から僕は威圧的な甲子園に連れていかれて、このおっちゃんの与太話を聞かされるので大阪が苦手だった。
去年のM-1の決勝が終わって、僕が相方に最初に言った言葉は「NGK行こう」だった。フットボールアワーさんとの志の高さの違い、基本となる漫才の勉強、その答えがあそこにあるような気がしたからだ。全国ツアーをやってもお客が全然入らない鬼門の大阪。必要以上に大阪を意識していたと思う。最初は萎縮していた。でもともかく袖でかじりつくように偉大な漫才師達の漫才を見ていくうちに、なんとなくだが自分らに足りないものを感じとれたような気がした。訂正し稽古を重ねると、ちょっとずつだが笑いを取れ始めた。そうなると不思議なもので空き時間なんかに町をぶらついてみるのが楽しくなる。新しい発見がたくさんある。前向きになったからというわけではないが、町で声をかけてくれる人もぼちぼち増えてきた。お笑いの本場という言葉はあまり好きではないが(東京でも大阪でも面白い人は面白い、つまらない人はつまらないと思うからだ)、お笑い芸人を認めているという点では日本一の町だと思う。
そんなとき相方と「千とせ」の肉吸いをうまそうに食っていると、若い男が店に入ってきて相方を指差しこう言った。
「わぁ!ほんまもんや!ほんまもんの三瓶や!テレビで見るよりまろやかな顔やなぁ・・」。
まろやかって何だ。苦笑いしながら僕は思った、大阪は鬼門であるが大好きなおもろい町だなぁと。
大谷談:不思議ですよね大阪。最近、うめだ行くの楽しみで楽しみで。大阪に住みたいなんて昔は死んでも思わなかったですけど、本当いい人多いし、メシうまいし。こりゃぁいいところだと最近では思いますね。なんか全部むき出しで分かりやすいところが好きかな。
グレートチキンパワーズのナンチャンに似てないほうがヤングシナリオ賞を受賞した。あくまでも噂だが、某二人組みアイドルを売るために某巨大アイドル事務所に業界での仕事を妨害されたために、最近ではほとんど見かけなくなっていたグレチキ。こんな展開が待っていたなんて少しびっくりだ。それはそうと世は脚本家の時代だ。ドラマは脚本家で選ぶ、クドカン大好きって言ってればアリみたいな世の中で(しかし「TV Bros」も松尾スズキ連載してるからって大人計画絡みは全部が全部大絶賛してるんだもん、早く誰か悪口いわねぇかなぁ)、元不良の熱血教師ドラマという王道を突き進む「ヤンキー母校に帰る」が好きだ。いや正確には分からない。だって観てないから。これは去年高視聴率をたたき出したドキュメンタリーのドラマ化なのだが、僕はそのドキュメンタリーに不覚にも号泣してしまったタチだ。「北の国から」が放送される日は、朝から今日はたくさん泣くぞなんて思ってしまう下世話な日本人の私だが、これには自然と涙が出てきた。実際のヤンキー教師義家先生がうまいのだ。その、なんていうか全ての伝え方が。言葉のチョイス、表情(特に怒ったとき)が。我々はその義家先生の脚本通りに感動すればいいのである。ドラマ化にするさい、本当にやって欲しかったのは、この義家先生に本人を演じて欲しいなぁなんて思ったくらいだ。しかしこのドラマを観て、同じTBSの武田鉄矢はどう思ったのだろう?あれも武田鉄矢脚本みたいなもんだからなぁ。グレチキには是非業界のイヤな体質をドラマ化してもらいたい。元ジョビジョバのマギーにはグループのメンバーと別れ一人でこの世界を生きていく困難さを。しかしいいタイトルである。続編が観たいものだ、その時は「ジャンキー母校に帰る」「無職の小男母校に帰る」「痴女母校に帰る」「落合中日に帰る」「福嗣ういろうを求める」「母校に帰れない」なんていうのもいいかも。うーん、僕も脚本でも書いてみようかしら、なんつって。
ダイノジ大谷・・・・いまさらながら「男はつらいよ」にハマッてます。初期の寅さんはただのダメな人で勇気がでます。
大谷談:これはいかにも若手お笑い芸人が書きそうな文章ですね。義家先生の「週刊文春」モノもグッときますよ。いいこと言うからね。
玄関を開けたらビックリした。レースのブラジャーが二枚放置されていたからだ。瞬間、罠だと思った。なんの?それは分からない。手にとってみたいが、そんなところを偶然持ち主に見られては大変だ。こっちは二つのブラを手にして、お前が落としたのはこっちのブラか、それともこっちの金のブラか?慌てて部屋にいた彼女にちょっとみてくれと催促した。「どう思う?」「うーん・・・・」。困惑する彼女であったが、突然そのブラを手にしてみた!俺は困惑し、やめろと制止したが、彼女はおかまいなしにこう答えた、「ありゃぁ・・Bカップだわ」。サイズかぁ・・それは気がつかなかった。しかしこれで分かった。このブラ、そうレースのブラを落とした彼女は故意に落としていったのではない、そう断言できる。なぜならBカップのブラを堂々と他人に見せたい子なんて世の中にいない。他人に見せていいのはDからだ。それが俺のおっぱい哲学だ。おっぱい哲学?
しかし醜悪な映像だった。読売巨人軍原監督の解任記者会見。これを観た野球ファンの少年はどう思ったのだろう?と自分は思う(「週刊プレイボーイ」の江夏風)「読売グループ内の人事異動」っていったい何なのか?「球団の特別顧問」って何なのか?渡辺恒雄(ナベツネ)さんはこんなもん見せて巨人ファンが増えると思ったのかなぁ?しかも自分の思い通りにいかないマスコミ報道を"敵性メディア"とまで発言してる。いやしくも自分も読売という日本最大のマスメディアでありながら、他の言論の自由を認めない、その姿勢が垣間見えるじゃないか。巨人という球団の悪しき体質、堕ちた偶像。そこにはメンツを必死で守ろうとする、嘘で固めた大人の身勝手な理屈ばかりが垣間見えた。なんかに似てると思ったら、こりゃぁ自民党だわ。総選挙で罵り合い、投票終了後、候補者全員で握手。日本人はいつからこんな茶番を許すようになったのかなぁ。原監督がかわいそうに見えたのは最後の最後に男の意地みたいなものを見せたからか。終始ニヤニヤしていた堀内も気味悪かったなぁ。なんでこうなったのか?巨人には野球に対する哲学がないのである。勝ちという結果だけを求めたその場しのぎのやり方(生き方)には誰も心揺さぶられないのである。阪神がなぜこんなにもにわかファンを作り、国民全体に支持されだしたか?それはもちろんブームというものもあるだろう、しかしそれ以上に阪神タイガースには、星野監督には哲学があったからだと思う。それがこの国の野球ファンの心をとらえただけの話だ。星野監督といえば、おいらの母校である明治大学卒業時に巨人から指名の挨拶を受け、自分は巨人に入るものだと確信していたのに、結局巨人は直前で自分らの身勝手な都合で指名を回避したのである。このとき星野さんに熱い何かがやどったらしい。「俺は巨人を倒すことを生きがいにしよう」と。これだけでも十分ドラマティックだ。そこには哲学がある。そこに観てるみんなは自分の人生を重ねあわせたりする。会社に突然裏切られたとき、学校でイジメにあったとき、舞台でスベッて笑いがとれななかったとき(これは自分ですが)。見返してやると頑張る姿勢は現代に生きる奴らには一番必要なドラマ性じゃないのかと。
巨人はぺタジーニを獲得したときにすでに終わったのである。そこに理由も哲学もないから。清原がいるではないか?外野で使うならぺタジーニの守備は?来年は清原と争わせるって、それは清原に失礼だろ。彼が今巨人の顔なんだから。プロ野球人ってなぜか最後は巨人でみたいな人が多い。そんな選手に誰も心揺さぶられるわけがないのに、将来の人生の安定に最後は巨人を選ぶ(肩書きに元・巨人というのがつくと講演会のギャラが全然違うんだとか)選手。プロ野球ファンはとっくの昔にそんなの知ってるから金本(広島→阪神)みたいな選手に声援が送られる、そこにドラマ(哲学)ができてるからだ。
しかし、だからこそプロ野球ファンとしては願わくばそんな着飾った虚飾を破壊することで、新しい哲学を生み出す怪物の誕生を巨人軍に望む。巨人がてっぺんにいて、皆で引きずり落とすことこそがプロ野球ファンにとって一番面白い哲学だからだ。
と、この原稿を書き終え、コンビニに大好きな「俺の塩」を買いに行こうとしたら玄関にでたら、そこにはレースのパンティが落ちていた。どういうことだ?なぜレース?なぜ俺の家の前に?こいつを落とした犯人を捕まえて話を聞き出したい気持ちにかられた。きっとその子にはその子なりの哲学があるのだろうから。(「シティ情報おおいた」掲載)
大谷談:これは本当に落ちてたんだよ。心配になったなぁ。それを原監督解任のニュースであまりにもムカついて強引に結びつけたという。くりぃ~むしちゅ~の上田さんのうんちくばりの強引さですね。マンスリーにも同じような内容のコラム書いたら大の巨人ファンから抗議のメールが来たのですが、まったくどこに巨人に魅力があるのか、何言われても納得できないですね。新浦から江川、桑田、いつも平然と卑怯なことするでしょ?もっと正々堂々と戦えバカと言いたくなるんですね。ちなみに「俺の塩」がうまいのはロバートの秋山君に教えてもらいましたね。うまかった。
エリッククラプトンとは日本語で柳ジョージである、っていうか俺なんかがこんなところで書いていいもんかねぇ。だって本当に最初柳ジョージの真似してる外国人だと思ったもん。それで高校生になってどんどんロックの名盤聴きあさりだしてクリームのギターがこの人だって知ったくらいだから。今は亡きジョージハリスンの嫁に恋してしまった気持ちを綴った「レイラ」の最初のイントロの"テレリレレー"ていうところ聴いて、さすがミスタースローハンド(クラプトンのあだ名、あまりに滑らかに指が動くから逆にゆっくり見えるんだとか、すげぇ!)なんて関心してたら、あれはオールマンブラザーズバンドの方が弾いていたんだとか。ギャフン!この人ブルーズに系統してて黒人になりたがっていたという、逆マイケルのような人なんだけど、結果的にどっぷりブルーズじゃなかったその薄さが彼をポップスターにしあげたのではないだろうか?なぁんて音楽ライターみたいなこと書いてみましたが、僕は今でも、サッカーのカズが自分の結婚式でひたすら流し続けていた「ワンダフルナイト」を聴くと、胸が締め付けられます。不倫だったり、未婚で子供できたり、その子供がマンションから落ちるという事故に見舞われたり(それで引きこもっちゃったけど、なぜか復活を促したのはジョージハリスンだったという妙!)、生き方だけは呪われたブルーズマンバリバリなエリック!ストラトキャスターが世界一似合う方。ちなみに日本でツアーをやるときはいつも凄い日程組んでます。半分は柳ジョージが影武者でやってるんではないかと疑っています。
(「ぴあ」伝説のロックスター)
大谷談:これは凄いですよ。俺の前後に書いたのがARBの石橋凌さんだったり、みうらじゅんさんだったり。なぜかその並びに、しかも全然詳しくないクラプトンを僕が書くことになって。結構評判はよかったらしいのですが。こういうトーンだったら全然書けますね。
日本国民がほぼ忘れかけているt.A.T.uミュージックステーション出演ドタキャン事件。代役をかってでたミッシェルガンエレファントの生ライブ(西川貴教がラジオで同じレコード会社同士のヤラセ事件と言っていたが)のかっこよさも中学生の世界観を変えるような素晴らしいものだったが、何といっても特筆すべきものはタモリさんのあの肩の力を抜いた立ち回り方だと思う。あぁいう時にタモリという芸人はとたんに輝きを増す。「タモリ倶楽部」でのどこかどうでもいいんじゃないのと思わせる立ち位置の司会は決して若手ではやることができない、どこか熟練のブルース演奏のような渋みがある。特にゲストが肩の力が入ってる人(例:エレカシの宮本とか)とかの場合のケミストリー具合は実に芳醇な楽しさがある。
以前、「笑っていいとも」に「五体不満足」で有名なお乙武さんが出てきて、もう僕なんかは腹抱えて笑ったのだが、彼が自身で「いやぁ僕だけに手も足もでないっすよ!」と答えたことがあった。もちろんアルタのお客さんは障害者に対するこの国特有のあの空気に徹していて、聞こえないフリをしてはクスリともきてないのだが(乙武さん最高!)、タモリさんは少し苦笑いした後、「コラッ!」と言った。この「コラッ!」が絶妙で、どこかいたずら好きな子供をなだめる父親のようで空気が一気にほんわかしたのだ。
ラジオなんかの密室芸で放送禁止ネタで戦っていた男はこういう空気を微妙に感知してどこかどうでもいいいじゃんないのというような平和的な空気に変えれる。「笑っていいとも」というお昼の緩和している時間帯に必要な空気はこの職人芸があってのもだ。願わくば「いいとも」の最終回では封印している絶品の物真似"昭和天皇"でしめくくってもらいたい。日本国のお昼の象徴として。
宝島社 「この映画がすごい!」「ダイノジ大谷の俺はTVっ子」より
大谷談:これはね。書く事何にもなくて。しょうがなく書いたのがこれで。
俺位ビッグになると外国の方にからまれることもシバシバ。
この間もギロッポン(六本木)で純情派決め込んでいたら気づいたら
外国人観光客に集団に囲ま れたわけ。
地図片手になんか俺に話しかけているわけ、俺ピンときたよね。
“お前の家はどこ?”っていうことなんだろうなって…
やっぱ日本の有名コメディスターの家に行きたいってわけよ!
まくしたてる外国人に意地見せた一言がこれ。俺だって学あんだぜっていいうさぁ!
どうよみたいな感じ。
でも勘違いしないで、俺は他所の国のやつらとケンカがしたいわけじゃないの、
現にそんとき思ったよ、あぁ世界中が平和になればなぁって。
今年のバースデイ、俺のためにビッグな芸能人が下北に集まってくれたのよ、
ハンパじゃない数がさぁ…嬉しいよね…でも思ったの。
結局これだけの有名芸能人が集まってくれるのって俺が常日頃から仕事にたいして
マジで取り組んでいるからなのかなぁって…
だからサンキュウしたのよ、誰に?俺自身にさぁ!
最近、新しく使い捨てのコンタクトにしたのよ…で、何?あの視力検査っていうやつ。
ほらっ、俺負けず嫌いでしょう?
どうしても“見えません”って言いたくなくてさぁ…
空前の小泉ブームだよね。俺、奴が首相になったっていうの聞いたのつい最近なのよ。
ジョカノ(恋人)に“小泉首相って凄いよね、支持率80%だって”って言われたとき、
ちょっとカチンときちゃってさぁ…どんな奴ってなもんよ。
まぁいつかは拳と拳で会話したいね。タイマンはったらダチだしさぁ(LET’sダチ公)
でも小泉さんには感謝状もらいたいよね。
支持率の理由の少しはあの人大谷に似てるからっていうのあるからね、ショーミの話(笑)
お茶目な大谷見せますっていう感じ(笑)
これねぇ、最初にダイノジ組んだとき、大地が泊まりに来たのね…
そん時にガバッと起き上がって決めた寝言なのね。
飽食している現代社会を寝ながらも憂いてしまう生真面目さ。
本当面倒くせぇやつね俺(笑)
俺って自分の不正は許せるのに他人の不正は許せないんだよね。
前も凄い不味いチャーハンをだす中華料理屋があってさぁ、そこに金持っていかないで
メシ食いにいったわけ…
そしたら金払わない俺を犯罪者扱い?そんな感じにするわけ…
不味いくせにさぁ…もち俺キレルわなぁ…
まぁでもかぁちゃんと人は二度と殴らないって約束していたから手はださないわけ…
本当、中坊のとき族やって迷惑ばっかかけていたからさぁ(笑)
で、この言葉をぶつけたってわけ…
相手キョトンよ。そんとき思ったわ…勝ったな、って(笑)
俺、好きになった女には必ずこれを言うらしいのね(笑)
そいつが付き合った中の男の中でも一位になりたいなんていうね。
死ぬ瞬間に観る映像は俺中心にしてくれやっていう…
まぁどういうシーンになるかはその子しだいかな…なんてね(爆笑)
皆様、いままでココログで日記を書いていたダイノジの大谷です。
さぁてやりますか。
桜井悠美子さんの浴衣姿です。
二人でツーショットで撮ったんですが、それではなく嫌がって逃げてるところを。今日の収録も楽しかったです。
林由美香が死んだ。
また一人、いい芸人が死んだ。
合掌。

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