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プロフィール

  • ダイノジ 大谷

    大谷 ノブ彦(おおたに のぶひこ)
    1972年6月8日 生まれ
    175cm/65kg/B型/双子座

    一児の父親。嫁が若い。肩幅の広い女に弱い。ロックを聴いたり読書をしたり、落語を聴いたり、美味い料理に舌鼓をうったり、それと同じ目線で「冤罪」や「政治」や「プロ野球」にも興味を持つ。 好きなAV女優・・・星野あかり 好きな球団・・・中日、楽天、広島 好きな飲み物・・・ポカリスウェット 一番会いたい偉人・・・水島新司先生 座右の銘・・・「ただ生きているだけの人生なんてごめんだ」          「俺、登場」 最近嫁が作ったネタ・・・替え歌で”餃子も食えないこんな世の中じゃポイズン”ってやつ。台所で何を歌っているんだと思いました。 最近の悩み・・・家族の保険代、税金、急激な激太り。

2012年5月

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2007年9月18日 (火)

HAPPY BIRTHDAY

 
 
どこか関西のどこか。
詳しく書くのを諦めたわけじゃなくて、ただうろ覚えなだけ。
 
金をせびられた高校生が、行き場をなくして自殺した。
金をせびった同級生は恐喝容疑で捕まった。
 
なんだよ、それ。
バカかよ。
なんだよその選択肢。
 
ポケットに入れた遺書には自分をいじめた5人の名前と
金を無心され、成績が落ちたことを嘆いて死ぬことを決めたことを書いていた。
 
 
それで復讐は終わりか。
それで終わりか。
 
誰が教えたんだよ、誰が君にそんな笑えない選択肢を教えたんだよ。
 
俺の隣でわかったような顔して「そいつにはそれしかなかったんだよ」って言うんじゃねぇよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
THE BIRTHDAYの新しいアルバム「TEARDROP」、すんばらしくいいですね。もうね毎日聴いてますね。
 
僕が日本のロックを好きになって、それから日本のロックのシーンを自分なりに偏執的に追いかけてきたつもりですが、やっぱり今だに後悔してるのはミッシェルガンエレファントの横浜アリーナでのスタンディングライブを見逃したことです。
 
あんときのミッシェルは事件でしたよね。
ロックがチャートを席巻する時代が日本に来たと思いました。
そうミッシェルやAIR JAMによって。
 
イギリスのように。
ロックンロールが日本の音楽シーンのど真ん中にいるんだって。
 
みんなが頭に描いていた”かっこいいロック”の当たり前のこと。
やりたかったこと。
それをじゃぁやればいいじゃないって言って
やったのがミッシェルでした。
 
(もちろんアンチも多かったですが、そういう奴らは使命がなかったバンド、もしくは使命を放棄したバンドばかりではなかったですかね)
 
 
それは夢でした。
 
そこからチャートを席巻したのは「青春パンク」という10代むけのロックっぽいバンドたちでした。
 
 
やがてミッシェルは音楽的に多種多様のスタイルを確立したアルバムで解散しました。
「サブリナヘブン」は文句なしに大傑作でした。
(ここでのドラム!!!)
 
ROSSOや様々なスタイルでの一時的なバンドの参加でチバさんはまるで漂流しながら日本のロックシーンで、ひたすら自分がやりたいもの、そしてあのカタルシスや興奮を奪還すrために、探し続けていたような気がします。
 
リズムに自覚的なロックンロールバンドThe Birthdayがどうやらある程度の期間の安住の地になりそうです。
 
 
バンドってなんでしょう。
 
ビートルズでいうところのホワイトアルバムを作らないようにバンドを解体し、また「プリーズプリーズミー」から始めることで、自分の中のエキサイティングな創作意欲や初期衝動(僕、この言葉あまり好きじゃないですが)を保ちつづけるヒロトとマーシー。
 
太宰治、三上寛のように自意識をしっかりとコントロールし、自らにとってのポップソングを紡ぐ峯田和伸君。
 
 
バンドの活動自体を客観的に観ながら、ビジネスとして成立させ、しっかりとマスに向けてしっかりとした作品を作りながら、その完成度を高める横山健さんやエルレガーデン。
 
 
 
そんな中、バンドを破壊して、しまくって、探し続け、何度でもその快楽を手に入れることを挑戦しつづけるチバさん。
 
まるでポストパンクのようにリフとリズムとアンサンブルで鳴り響いた「STUPID」からこのアルバムの2曲目(これ本当最高)までの過程を振り返る。
 
 
 
インタビューをたくさんうけている姿も新鮮に、何か突き抜けたイメージをうけます(あのチバさんがクハラさんのこと”キュウちゃん”って呼んでるんだもん)。
 
「DOLL」のインタビューなんて最高。
後はタナソウさんだけ、なんてね(笑)。
 
 
おそらくチバさんのロックンロールライフを知ってる人にはグッときまくる「KAINARI TODAY」(ジャパンはやっぱりこの曲が大絶賛していましたが、それはもう当然と言えば当然だし、このせつないバラッドのかっこよさには文句のつけようがないですから)も最高だけど、
僕はやっぱりこのアルバムの2曲目だと思う。(ちなみにタイトルは「プレスファクトリー」)
 
ロックンロールってこういうことだから。
もういいよ、Aメロ、Bメロいってサビいくみたいな曲。
それをロックバンドでやられても、もうドキドキしないの。
チャゲアンドアスカさんがやるほうがずっと好きさ。
 
かっちょいいリフで始まって、イントロもしびれるくらいかっこよくて、それでいながら平淡に見えるアレンジ、実は抑制が効いてるだけなんだけど、グルーヴをまとってるバンドでしかできない、選ばれたバンドだからできる演奏でじわじわ体を動かされる。
 
で、ありながらメロディがいいってきてるんだよ。
最高じゃん。
 
 
あっ、そうだよ。
俺はそうやって踊ったり狂ったり、最高だって思うために生きているんだ。
また来年も、再来年も
そしてその先も。
 
 
 
体を緩やかに動かして踊りたいよ。
よかったら君もどう?
 
 
 
これはさ、グルーヴをバンドがもってないとできないんだよ。
このバンドをグルーヴを奪還してるんだよ。
 
 
それがどんなに最高で素敵で奇跡で、
感動的なことか。
 
そう涙(TEARDROP)を流しちまうんだよ。
 
 
それはさ、俺も生きてていいんだって言ってるような気がするの。
俺みたいな人間もさ。
 
 
「NIGHT LINE」って曲があるんだけど、この曲からだと思うな、
僕は。劇的な変化をしてる。
たまんない。
ライブ観たいねぇ。
 
生。
ライブ。
生きる。
 
あの瞬間。
何回観てもやめられない。
俺だってそうよ。
お笑いやるとき、ライブ、この瞬間、あの導火線に火がつくような瞬間。
あの瞬間のために生きてる。
 
 
 
武道館も絶対行きたい。
そう武道館でやるんだって。
ロックンロールを武道館で聴きたいんだよ。
もうね、横浜アリーナみたいな後悔したくないじゃん。
 
 
9月18日、俺の息子の誕生日=THE BIRTHDAYにこんな最高のアルバムを聴いてるなんて、やっぱり人生生きたもん勝ちだ。
 
 
 
 
死ぬなよ、高校生。
人生がくそったればかりだなんて俺だってあいつだってみんな知ってるよ。
 
ロックでぶっとぼう。
 
選択肢なんて、世界中にいるクソったれの数よりもあるんだ。
嘘じゃない。
 
悪魔抱きしめるんだよ、価値観なんて他人が作ったんだ。
 
神やルールや道徳が届かない、自分自身の手で雷を鳴らすんだ。
 
人間だけの特別な権利は自殺なんかじゃない。
そんな安っぽいことじゃない。
 
人間の特別な権利とは
笑うことだ、嘘を共有することなんだ。
 
 
 
 
 
 
鼻で笑ってやれ。
 
 
 
 
 
息子よ、来年も再来年もその先もずっとずっと生きろよ。
来年も再来年も誕生日おめでとうと言ってやる。
 
 
一年前、お前が産まれてきたとき涙(TEARDROP)をながしまくったことは、いまでは笑い話だ。
 
 
 
 
 
俺はどんな話も笑い話にするんだ。
いいだろ、人生って。
 
 
 
 
誕生日おめでとう。
 
 
 
 うちのビバ彦に誕生日のメールなんかをいただけると嬉しいです・・・・と親子揃って媚びたい大谷家に励ましのお便りを・・・