

ボクは吉田豪さんが好きです。
いい人だからとかじゃないです。
多分人によってはいい人じゃないという人もいるでしょうし。
そういうことじゃなくて、「プロ」として好きなんです。
憧れているというか、これがちゃんとした職人のあるべき姿だと思うわけです、この魑魅魍魎の芸能界において。
吉田豪さんの新刊「BAND LIFE」は、あの80年代90年代の日本のバンドブームで活躍されていた方々へのインタビュー集です。
これを読んで確信したことがあるんです。
吉田豪さんにはボクの大嫌いな言葉である所謂「勝ち組」とか「負け組」というものが存在しないのでしょう。
自伝や自分史を語っていいのは成功者や社会的に権力を手にいれたものだと思われているでしょうが、吉田豪さんのインタビューする人には第一線を退いた人や、現在は表舞台に出てない人も含まれます。
つうかそういう人の方が多いです。
この人の価値基準は単純にそれが「面白いかどうか」なんだと思う。
有名であるとか、今旬であるとか、売れたとか、そういうことじゃなく、
面白いかどうかなんです。
だから一連の芸人さんに噛み付いたような事件もそこがネックで口をだしてしまうわけですね。吉田豪さんにとってはリスクを背負っても笑いを優先する人のほうが全然大事なわけでして。
だから最終的に信用できるのです、だからその根底の「愛」にちょっとジーンと
きたりするんです。
ネガティブなものもネタになればいいんです。
笑われればそれでいいんです。
話それますが・・・・
それとは別のやり方の聞き方をするのが糸井重里さんだと思います。
糸井さんが話を聞きたい人はだいたい成功者です。
もしくはこれからちょっと騒がれそうな人です。
その成功者の人に他の人が聞かなさそうなことを聞いたりします。
それはとても面白いです。
それもとても面白いと思うのです。
ただ時々思うのです。
もっといるでしょって。
例えばお笑いや落語を取り上げるならもっといろいろあるんだよって。
いつも思ってしまいます。
いろいろあって、いろんな価値感に触れて、「凄さ」の範疇がたくさんある中で「それ」を選択したほうが絶対に面白いのになぁって思ってしまいます。
いえ、悪口とかじゃないんです。
そう聞こえたらごめんなさい。
ボクはだってほぼ日大好きだし、手帳なんて毎年使ってますし、糸井さんの出された本もほとんど買ってます。
ただそういう人もいるからこそ、吉田豪さんみたいな人もちゃんといるべきだと心底思うんです。
第一線から退かれたあの元・スターが「まいったね、よく知ってるね」って恥ずかしそうに語ってる姿が眼に浮かびます。そこにはちゃんと読み手を意識したエンターテイメントがあるのです。
そしてそれが再評価であったり、その世代を知らない若者への新しい価値の提示なら素晴らしいと思う。
だからなんでしょうか、そんな豪さんがやるからこそ、少しハードコアな内容になった「KING」の岡村隆史さんのインタビュー(聞き手・吉田豪)も最高でした。
つうかこれは特集が最高なのです。
「クイックジャパン」はなぜ「めちゃイケ」を取り上げなかったのでしょうか。
ふと思ってしまいます。
これほど芸人が裏で語りまくっている番組もないのに。
これほど裏話が面白い番組もないのに。
面白ければいいのです。
ちまたで語られる”何が流行って、何が「今」だとか”
もういいでしょ?
どこでも同じことやってどうすんだって。
いつまでそんなつまらないことを言いいつづけるんでしょうか。
「BAND LIFE」を読んでボクはアーティストとかミュージシャンとか言われるよりも
バンドマンが好きなんだなぁってつくづく思いました。
特にSAのNAOKIさんのインタビュー。
読んでる合間もライブハウスの匂いがしました。
グッときちまった。共感とかしてるわけでもないのに。
「KING」の岡村さんのインタビューを読みながら、
次は芸人のインタビュー集かっ?って思っちまいました。
吉本が西野を豪さんに明け渡したらあるなと。
豪さんには情報があるでしょうが、俺なら
オススメは
極楽とんぼ加藤浩次さん、平成ノブシコブシ吉村、東京ダイナマイトハチミツ二郎、キングコング西野、笑い飯哲夫、有吉君、若井おさむ、ぐっさん、あとなんと言っても俺です(笑)。
ここに共通したのは裏側には表と違った「狂気」と「漢」があるからです。
意外に思われるかもしれませんがね。
あと番外編で怒髪天の増子さん(笑)。
だはははっは・・・芸人じゃないって!
いや芸人ですよ、間違いなく。
あと俺って、どんだけ偉そうでずうずうしんだよって!
すいません。
とにかく面白いから買ったほうがいいよ。
インタビューもだけど、意外に日本のロック・パンクの歴史が勉強できたりしますから。
「メモリー・キーパーの娘」という本を読んでいる。通販でジューサー買って毎日野菜ジュースを飲みまくっている。そしてi-podがまた壊れて・・・とにかくメールをくれないとさみしくて凍えそうだという大谷先生に励ましのメールを・・・・dienojijapan@hotmail.co.jp
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