2008/04/29
まず読もう
「WILL」という雑誌を読む。
左翼?右翼?全然知らない。正直雑誌によってそういう思想が底辺にあるなんてあんまり興味がない。ただこの本村さんの手記と一連の弁護団のレポートはいろんな人に読んで欲しいし、感想を聞いてみたい。
僕は森達也さんとの対談で「死刑は面白くない」との理由で死刑廃止に一票いた。
人は情緒的な観点を持つ、ならば憎むこともできるが゛人を救うこと゛もできる。
そう結論した。
今もその考えに概ね賛成です。やっぱり死刑はいかん。
しかし、この光市母子殺人事件に関して言うならばちょっと話が別になってしまう。
人は情緒をもつ生き物で、それこそが優しさや哀しみに感傷してしまう生き物であるなら、
逆にこの事件に対し原初的な怒りをもたない人こそ情緒のない”人間”ではないんだと思う。
「死刑」は面白くないが「被害者を侮蔑するような行為・言動」はもっと面白くない。
怒りで手が震えるよ。
何が面白いのか笑いやがる弁護団の諸君。
もっと頑張れよ。
ユーモアというのをなめるなよ。
吉本の養成所でも来なよ。
下衆下衆下衆。
おっと大阪市長みたいなことになっちゃいますね。
君らのやり方を借りて表現してみるならば
゛あの元少年死刑だって(笑)゛
てな感じである。
いやでしょ?
なんか空気読めてないを通りこして、狂気すら感じるじゃん。
全然笑えない。
坂東なんちゃらさんに「弁護団の品格」でも説いてもらえば?
あの人品格の人で品格御殿がたつみたいだし。
その前に「芸人の品格」をつけろ?
あらま、すいません。
2ちゃんねるや週刊誌読んでみまーす。教えてくださーい。
「WILL」最新号。
この圧倒的な本村洋さんの手記。
読後のこの感情に押しつぶされそうになる。
文章から煉獄での慟哭が聞こえてくるようだ。
第一発見者になってしまった、そのときの状況が克明に記されている。
ここだけでもいいから読んで欲しい。
むごたらしい。
もっとも愛する家族を、変わり果てたその姿を発見したときの描写の凄まじさに、
人間の血の通っていないものが立ち入ることなど許されないのだ。
そして、死刑判決が下った後の毅然とし凛とした姿勢で言葉を冷静に
紡いだあの記者会見。
「誇りをもって死刑を受け入れて欲しい」という見事な言葉に、この事件の判決全てが集約されているような気がする。
少なくともこの事件だけは。
生きてじゃない、死ぬことでしか元少年は「人間」に戻れないのだと思う。
いや戻れないんだと信じ込むしかない、今は。
死刑によって、この元少年を救うのだ。
こんな悲しいやるせない結末、もちろんいいわけない。
じゃぁ何が駄目か。少年を救うというのが無期懲役で社会復帰させることなのか?
本当にそれが救うことなのか?
いや加害者を救うだけで被害者を救うというもっとも目をそらしてはいけないのではないか?
本村さんは「死刑」という判決で救われたの?
そういぶかる人権派の方々もいる。
それは分からない。
それは本村さんが言うように、本村さんが死を迎えるときに結論をだすのだ。
少なくとも歪んだ、そう誰も釈然としない理屈でヘラヘラ笑いながら被害者をあざ笑うかのような態度で講釈をたれていた歪んだバカには決定権はないのだと思う。
殺人は駄目だ。
本当に駄目だ。
あと森達也さんはマスコミの過激な焚き付ける報道を批判するためたびたびデータをだすが、ことこの事件に関してはそんなことを論じなくていいと思う。
死刑で犯罪は抑止できないなんて数字で立証してもしょうがない(言い切れないがね)。
もしかしたら目に見えないだけの数多くの未遂があったかもだからだ。
分からないじゃん、そんなの。
被害者のケアとしての死刑を考えて判決はくだされるべきだと思う。
もちろん冤罪は別問題で、絶対に許されないことだと思う。
もっといろんなことを知りたい。
もっといろんな角度から。
でもってムキになりたい。
いつまでも外野で知ったかぶりするんじゃなく、ムキになって参加したい。
森さん、ラジオに呼べないかな。
今、とにかくこのことについて感情を振りかざして喋ってみたい。




