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2009/03/ 7

「君と踊りたい」


今日、age age live の司会やって、カレーライス食って、神保町花月で技術さんと打ち合わせして、夜中どうしても気になるところだけ台詞手直しして、最後の演出をつけて、ひとまず終了。


あとはひたすら個人で練習してもらうだけ。


パンフレットも手作り。


明日通しやって、明後日僕は違うテレビの収録に向かう。
月曜日本番の日もネット番組の収録で立ち会えないが、その分明日の通しで楽しもう。


やや心配だが、あとは月曜日までみんなが限界見せられるか。


チャレンジ公演なんだと思えるかどうか。

挑戦なんだと思えるか。

油断だけしないで欲しいなぁ。


今回の物語は僕の希望でとにかく負けているやつの物語にした。


でもそんなもん関係ないと思っている人の物語でもある。そもそも勝ち負けの意味も分からない人もいる。


勝ち組負け組、嫌な言葉だね。

でも現実では格差があったり、悩みの多い人、鬱やノイローゼになったり。


空気読めなきゃ生きてちゃ駄目みたいなさ。

俺はね、綺麗ごとでもなんでもなく、マイノリティの美学が一番好きなんだ。

観てて面白い。
「もう駄目だ」
から始まる物語が
一番痛快なのを知っているからだ。

たかが絶望。
引き立て役にしちゃえ。

自殺したいとか、この日にするつもり、なんていう手紙やメールをいただいた。

そのたんびに思うぞ、
自分にはそんな人を救えないんだと。

責任負うのも気が思い。

思えばこっちも精一杯だったり。


でも、それでいいじゃんって思う。


いちいち気にしちゃう弱い自分でいいじゃん。


才能ない、頭よくない、金ない、ルックスよくない、ないないないないないない。


いいじゃん。
なくていいじゃん。
自由が残ってるじゃん。

人生楽しむ気概があれば。


それだけは一番、誰よりも何よりも一番。


他人なんか関係ない。


自分が自分を一番楽しめばいいじゃん。

脳科学で有名な茂木健一郎さんが言ってた。

「金持ちの人が超高級なシャンパンをあけ飲むときに出るドーパミンと、貧しい人が月に一回給料日にご褒美としてビールを飲むときに出るドーパミンは同じ位、もしくはそっちの方が沢山出るんです」。

ドーパミンって快楽物質でしょ?

金あっても、どんどん満たされない人になっていくなら、気の持ちよう一つでいつでも自分なりの快楽が手に入る貧乏人でいいよ、
そのためにこの小さな脳みそをフルに使いたい。


「君と踊りたい」はそういう自分だけの幸せを見つける物語です。

ありふれた愚直ななんのひねりもない物語です。


そしてこれはこの舞台に立つ若手芸人たちの物語であり、作った佐久間の物語であり、観ているお客様の物語であり、僕の物語です。

どこにでもある物語かもしれませんが、ここでしか観れない作品です。

彼らにしかできない、彼らだからできた芝居です。


どうせ死ぬならこれ観てからにしな、そう言いたい。


つまらないと鼻で笑うもよしです。


お客様から金を巻き上げているんだから真摯にうけとめ、ひたすらまた向き合うのみだ。

僕は君を救えない。 いや救わない。


ただ君の物語を作ったぞ。

勝手に観て楽しめ。

あーめんどくさい。

君に褒められたい。