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ダイナマイトバカソウル

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プロフィール

  • ダイノジ 大谷

    大谷 ノブ彦(おおたに のぶひこ)
    1972年6月8日 生まれ
    175cm/65kg/B型/双子座

    一児の父親。嫁が若い。肩幅の広い女に弱い。ロックを聴いたり読書をしたり、落語を聴いたり、美味い料理に舌鼓をうったり、それと同じ目線で「冤罪」や「政治」や「プロ野球」にも興味を持つ。 好きなAV女優・・・星野あかり 好きな球団・・・中日、楽天、広島 好きな飲み物・・・ポカリスウェット 一番会いたい偉人・・・水島新司先生 座右の銘・・・「ただ生きているだけの人生なんてごめんだ」          「俺、登場」 最近嫁が作ったネタ・・・替え歌で”餃子も食えないこんな世の中じゃポイズン”ってやつ。台所で何を歌っているんだと思いました。 最近の悩み・・・家族の保険代、税金、急激な激太り。

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2009年6月19日 (金)

レスラー

じぶんが書いた三沢光晴さんのブログの記事がスポニチに掲載されていたらしい。いやぁ恥ずかしい。プロレス詳しいわけでもないのに。今ってすぐにブログの記事がコメント代わりに掲載されちゃうんだなぁ。

メールをいただきました。

プロレスは命懸けであるが故に美しいものだけれど、 その戦いがファンタジーである以上絶対に死んじゃダメだ。 「リングで死ねれば本望」というセリフはそのファンタジーを補強 するためにこそ使われるべきもので、 「死」という最大のリアルを突きつけるために存在するものじゃない。 レスラーは死んじゃダメだ。三沢は最高の選手なのに死んだらダメだ。

そんなことは分かっているんだ。

ただ俺達ができるのは彼が最高の選手だからこそ、

その現実の死を

どうやってファンタジーとして語っていくかってことだ。

俺は漫才師だからこそそう思う。

だってレスラーと漫才師もまったく同じだと思っているから。

ここで言う漫才師って、テレビでクイズ番組をするのを

本業としている人のことではない

(そして俺はそんな人のおかしさと哀しさも知りたいし、

理解したいとさえ思っている)。

彼が生き続けるべきだったのは当然。

でも一方で社長業に専念し、体調を整え、リングには

戻らないつもりで引退すべきだったとは言わない。

そんなことは口を避けても言わないんだ。

そこが居場所だったんだと言うしかないんだ。

そこでしか生きれなかった人(死ねなかった人)

だったっていうしかないんだ。

センチだよな。甘えているよな。

ずっと甘えていたんだ。

そんな生き方のロマンに。でもしょうがない。

俺だって今から就職なんてできない。

なんでこうなっちゃったんだろう。

それはきっと「レスラー」という映画を観ていてから

ずっと頭にあったことなんだ。

君は笑うだろうな。

テレビでも対してでてない甘えた芸人の

戯言だと。

でも今日も荷物をまとめて、また自分を必要としてくれる人

のところにいって、自分が考えたことをやって、笑って

もらうだけなんだよな。

そうあの映画のミッキーロークのように。

それだけなんだよ。

いつか自分にしか聞こえないテンカウントを聞く日

までその繰り返しだけで。

夢や希望をほんのちょっとずつ補充しながら

生きていくだけなんだ。やっていくだけなんだ。

それだけなんだ。

”片足で踊り続けるダンサーが楽しそうに

踊っているのを観たことがあるかい?

あれは俺なんだ。”

ブルーススプリングスティーン「レスラー」

町山智浩さんのブログ

僕の大好きな日記。

自分がもやもやとしたもの全て書いてくれていた。

そう「レスラー」を観たとき、僕はエンドロールで号泣した。

でもこの映画が最高なんだよって、あんまり言えなかった。

だってあんまりにもこれは俺らの物語だったから。

本当は関係ないんだろうな。

本当はそんなことを、そんな能書きを優しく聞いて欲しいだけなのかもしれない。

きっと「レスラー」より優れた映画はいっぱいあると思う。

みんなを幸せな気持ちにさせるコメディーや

最新の映像の連続で驚かせるSF、

美男美女が繰り出す最高にロマンチックなラブストーリー。

でもそんなものをいくら突き付けられても、どうしようもなく自分の人生の琴線を刺激しまくる映画があるし、そんな人生に照らし合わせた上で体感するすべてを含めて映画体験と呼ぶのだろう。

三沢光晴が死んで「レスラー」が公開されたこの年を忘れない。

そのテンカウントを絶対に忘れない。

町山さん、僕も今、もう一回「レスラー」を観かえしたら

どんな気持ちになるかわかりません。

泣いている俺を観て、きっと君は笑うんだろうな。

こんなところで死んでいく俺を観てきっと君は笑うんだろうな。

でもしょうがない。

でもしょうがないんだ。