8月2日 朝5時 大宮駅前にて





ひたちなかはロックインジャパンフェスティバル、最強に楽しい空間でした。
いろんなフェスティバルに今まで行ったけど、2009年のジャパンフェスティバルは本当に素晴らしかった。
どのステージも、まずはステージの組み立てが本当豪華でね。いやこれ凄い違うから。
お客さんが入る経済的余裕だけでない、いやむしろロックインジャパンフェスティバルのプライドとお客さんを徹底的にアゲる、楽しませる、異常な程のこだわりが垣間見えたもの。
ステージの多さに伴い、若手からベテランまでバラエティー豊かなキャスティングも素晴らしいと思う。特に自分らでレーベルを作り、僕らみたいなはぐれ芸人に日々勇気を与えてくれるバンドたちが沢山出演してたのが嬉しい。
もちろんバーター(売れてるバンド出すから、この新人も出してくれみたいなの)枠もあるんだけど、それもありなんだけどちゃんとそれ以外に今ライブの状態のいいバンドも網羅する。連日ライブレポートをアップしているRO69の記者の確かな目利きもあるんだと思う。
どのステージも満遍なく人がいたことがとにかく感動した。
僕にとってロックインのお客さんのイメージは、ある種のテンションの高さはあるものの音楽のジャンルに関しては排他的で差別的でちょっと幼稚なイメージがあったから。
ところがこれはDJをやってても気づいたのだが、空気というか、雰囲気というか、とてつもなくタフになっている印象をうけました。
これが一番だなぁ。
どのステージでもダイレクトに、前向きに、音楽をシェアしている傾向があるなぁって。
本当に素晴らしいお客さんだった。
泣けたもの。
そのことが。
僕らは振り絞った。
一回目はお客さんとしてだったが、僕はジャパンフェスティバル10回皆勤賞だ。
自分にとってこの夏の狂騒が、どれだけ芸人活動のエネルギーの源になってきたか。
DJ BOOTHのフロアにいつも来てくれているお客さんがいてくれて、それを観るたんびに勇気が湧いた。
「人がどんどんこっち来てます!」
フェスティバルのスタッフの方が興奮気味に言ってくれたときも、僕は半信半疑で、まぁ最終的に8割位の入りならいいやなんて思っていた。
舞台に出て、小ネタを挟みつつ、マイクで叫んだり、踊ったり、煽ったり、笑わせたりしながら、ふっと観た客席の人の数を観たときの感動と興奮、あちらの眺めもみんなに見せてあげたかったよ。
あれがマジックなんだ。
最後はミッシェルガンエレファントの話をして、途中で恥ずかしくなって、大地さんにギャグをふった。
とんでもない数の人がタオルをブンブン振る「サタニックブンブンヘッド」はもちろん、本来タオルを振り回す曲じゃない。
でもみんな楽しんで受け取ってくれた。
みんなが家に帰って、しばらくして棚に「ギヤブルーズ」というアルバムが増えていたらいいのだ。
そんであっちでアベフトシが苦笑いしてくれたら嬉しいな。
終わって、沢山の人が握手を求めてきてくれて。
その中で眼鏡をかけた男が一人
「最後の…ありがとうございました」
と言ってくれたのが沁みた。
俺、ただCDかけただけ(笑)
なんなんだろう、この気持ちは。
嬉しかったよ、また会おう。
楽屋でタイラーメン三杯食ったった。
美味かった。
タイラーメンを作ってくれるタイ人の少年が、顔を覚えてくれて。
こんだけタイラーメン1日で食べる人タイにもいないだって(笑)
この子に会うのも楽しみなんだわ。
少しずつ大人になってて逞しくなっている。
子どもを肩車して
park stageという今年新しく出来たstageで、eastern youthを観る。
轟音と優しいメロディに2人で身体を揺らす。
大好きなeastern youthの曲が子どもと2人で聴くとまったく違って聴こえた。
最後の歌を聴きながら涙を何度も拭う親父の姿を彼はどう感じただろう。
でもなんで泣けてきたか、お前に教えることは一生ないのだが(笑)
だってそんなものは私にも分からないのだから。
吉井和哉さんの「JAM」も、アジカンのぶっといグルーヴの演奏も、届きに届いた。
花火を子どもと見る。
大昔の人も花火を見たとき、どんなことを感じたのだろうか。
また花火を見るときまで、その日まで生活という日常をしっかり乗り越え、感動と挫折を繰り返し体感し、また再び、再び花火を見ながら綺麗だなぁって思う自分に会えますように、と。
ぼんやりそんなことを思いつつ、ひたちなかを後にしたのでした。
ちなみにeastern youthの最後の曲のタイトルは「夜明けの歌」。




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