板尾日記5 を読んだ
タバコを吸ってなかった板尾さんが喫煙所で煙を吐き出していた。
板尾さんの娘さんが亡くなられてから初めてのルミネでの楽屋でのこと。
それだけでとても胸が痛んだ。
東京オリンピックが終わり、国民の期待を裏切ったと自死を選んだ円谷幸吉さんが、その刹那に際し、意図することなく、数多の文学を越えてしまう遺書を書いてしまえたのは、文学とは、いや、芸とはそういう残酷さを美しく昇華する側面があるからだと思う。
板尾日記5を読後、言いようのない気持ちが胸に去来するとともにどうしようもなくこの世界観に惹かれる自分に気付く。
同じ子どもを持つ親としてか、はたまた芸人という生業の一人の男の生き様にか。
こんな人がいるのだ、私なんかが泣き言を言うのはやめよう。
ただ頑張ろう。
ひたすらに頑張ろう。
「板尾日記5」も
「板尾創路の脱獄王」も「木下部長とボク」も、R‐1の審査員をなさったお姿も全てが全てとても面白かったと思う。
こんな人もいるのだ。
頑張ろう。




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