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ダイナマイトバカソウル

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プロフィール

  • ダイノジ 大谷

    大谷 ノブ彦(おおたに のぶひこ)
    1972年6月8日 生まれ
    175cm/65kg/B型/双子座

    一児の父親。嫁が若い。肩幅の広い女に弱い。ロックを聴いたり読書をしたり、落語を聴いたり、美味い料理に舌鼓をうったり、それと同じ目線で「冤罪」や「政治」や「プロ野球」にも興味を持つ。 好きなAV女優・・・星野あかり 好きな球団・・・中日、楽天、広島 好きな飲み物・・・ポカリスウェット 一番会いたい偉人・・・水島新司先生 座右の銘・・・「ただ生きているだけの人生なんてごめんだ」          「俺、登場」 最近嫁が作ったネタ・・・替え歌で”餃子も食えないこんな世の中じゃポイズン”ってやつ。台所で何を歌っているんだと思いました。 最近の悩み・・・家族の保険代、税金、急激な激太り。

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2010年7月12日 (月)

エルビスコステロとその歌詞の世界 俺はひねくれもの


YouTube: Elvis Costello - Watching The Detectives [totp]

エルビスコステロのブリティッシュレゲェナンバー「Watching The Detectives」

とかを普通にながしたい。

こういう楽曲が共有されたら最強。

なんでもいける。

この映像のお客さんの踊り方もいいっす。

コステロかっちょいい!!!

ちなみに昨年クロスビートで書いた

コステロについてのコラム

英国ひねくれメガネ」

先月号の「CROSSBEAT」読んだ瞬間に吹っ飛んだ!俺にとって憧れでもある連載人のコラム(石井恵利子さん、吉田豪さんら)から読み始める僕だが、そんな連載人の中でも最も自分が影響をうけている久保憲司さんが僕についてコラムを書いてくれていたのだ。頭の中でThe Flaming Lipsの「Race For  The  Prize

が爆音で流れて、目の前をエアーの風船が飛び交いました。

嬉しかったです。

僕がこうやって音楽のコラムや文章を書かせてもらえる機会に恵まれたときに一番お手本にしたのが、久保憲司さんの本やコラムの文章なんです。

個人の主観だけじゃなくて、ちょっと嬉しい豆知識や裏話を交えながら、

誹謗や中傷に走る批評でなく、

あくまでも読者にシェアを施す文章でどれだけの音源を買いに

レコードショップに足を運んだか。

そういう意味ではこのコラムもちゃんと書かないとなぁと思いつつ、自分にできることなんて決まっているので、精一杯届くようにと思いながらも、自分が楽しんで書いていこうと思った次第です。ありがとうございます!クボケンさん!

 こうやって自分が憧れている人に会えたり、知ってもらえるってことは本当になんとも言えない感慨を襲われるんですが、僕にはこの人と喋ってみたいなぁって常に思っている人が世界中で二人います。一人は矢沢永吉さん。「矢沢」というジャンルの音楽をやれる、その人間力の尋常じゃない量に触れてみたいなぁって。あとはなんと言ってもエルビス・コステロ。

 コステロの話する前に、話ぶっ飛びますが、サマーソニックのヘッドライナーにビヨンセが決まりましたね。

肯定・否定とか思うよりも、世界でオンリーワンなロックフェスに変身していくサマーソニックが本当に面白いです。

あっ、完全に余談です。すいません。

一応関連づけるなら、コステロがサマーソニックに出演することが決定しました。

なんか意外でしたね、いつもフジだったんで。

もちろん絶対観ます!と言いたいところですが、

やはり僕が好きなコステロは、

初期にジ・アトラクションズというバックバンドとポストパンクや

パブロックの代表的存在だったとき。

あの横山やっさんみたいなメガネかけて、ガリガリに痩せてて、

フェンダージャズマスター抱えた神経質そうなロックンローラーとしての彼。

スペシャルズ(これまた復活してサマーソニックに出演)の奇跡のファーストアルバムや初期のポーグスのアルバムのプロデューサーという側面(Squeezeの「East Side Story」っていう作品もありました!あれも相当な傑作です)なんです。

クラシカルなコラボレーションや座ってアコギ鳴らしながら、

バラッドだけを歌うのもいいんですけど、どうしてもあの印象があって・・・

近年のボブディランのように老いても充実した作品を作る人もいますが、

コステロのあの初期のちょっと暴力的で英国人特有のひねくれた雰囲気、

にもかかわらず甘いメロディをシャウトすることこそが、

コステロの本質のような気がしてならないんです。

エルビス・コステロが好きになったきっかけは、本当にたまたま。

ビートルズ、ストーンズ、ディラン、レッドツェペリン、エリッククラプトン、

大人たちが教えてくれるロックの大御所だけじゃ飽きたらなかった。

そんなときにたまたま布袋寅泰氏が雑誌で好きだと公言していたエルビス・コステロ、彼のアルバム「GET HAPPY!!」を借りてみたのが始まりでした。

とにかく本人が単純なパブロックから脱皮しようとしながらも、

まだその要素も捨てられない、混沌とした中期の名作で、

ロックファンからの評価も高い、このアルバムを毎日聴くことになった。

名前も面白いし、曲もいいし、なにより声がいい。好きだって言ったらやたらと年上のバンドマンからシブいなぁて言われて鼻高々。幼稚ですね。

シニカルなところが思春期特有の自意識にうまくコミットしたんです。

それからはなんとか年上の大人に頼んで東京に遊びにいった人に輸入版を買ってきてもらったりして(当時大分には外資系のレコードショップは皆無でした)

その甲斐あって初期から中期まではほぼ揃えることができた。

ところが当時にコステロはレーベルの都合でライナーノーツがないために訳詞が全く分からなかったんです。一番好きだった「Everyday I Write The Book」という曲も歌詞がまったく分からない。

どう聴いてもメロディとコーラスがせつないラブソングとしてしか聴こえないのに、タイトルが“僕は毎日本を書く”でしょ?

文学作家の歌だって思ってました。それが高校生のころにワーナーから「Spike」というアルバムが発売されてスマッシュヒットしたり(「ヴェロニカ」は今も「とくダネ!」でBGMとしてさわやかに使われてますよね)、

ポールマッカートニーと一緒に曲を作ったり、エルビスコステロ再評価みたいな空気になったとき対訳が発売されて。

読んでみて目から鱗落ちまくりで。「Everyday I Write The Book」、ラブソングだったんです。君と僕とっていう物語を僕は毎日書くんだ、って内容のラブソング。いいセンスだなぁって。「Shipbuilding」も船作る人って意味じゃないですか?

なんでそんなタイトルの曲がこんなに悲しくせつないんだって。

ブラーのデーモンが“イギリス人が作った曲で一番偉大だ”、なんて言ってたんですが、造船所の歌でしょ?本当かよって。ところが訳詞を読んだら、イギリスのある田舎町で船を造っている人びとがいて、その船がやがて他国を抑圧する道具、つまり戦争用の軍船だったっていう事実。そして田舎町の労働者は自分らが人殺しに加担してたってことを知らないっていう反戦歌だったんです。

Alison」もそう。

内容は自分を捨てた女性に不幸になれよって歌詞。

それを美しいメロディと確かな演奏とあのしわがれた声でロマンティックに歌われるんですから、やっぱり最高だなぁって。


YouTube: elvis costello alison

 決めました。

うん、やっぱりここまで書いてサマソニかぶりつきで観ることを決めましたよ最初と言ってることが違うって?

いいんですよ、

コステロファンはみんな愛情を斜めに注ぐひねくれものの集まりなんだから。

でも俺もコステロもサマソニまでに痩せないと。

ビヨンセになめられてしまうもの。

dienojibigboss@yahoo.co.jp


YouTube: Elvis Costello - Shipbuilding Live


YouTube: Elvis Costello Everyday I Write the Book


YouTube: The Flaming Lips Race For The Prize Live @ Summer Sonic '09